会陰日光浴で健康になる? [海外の話題]
可能だとか、寿命を何年延ばす、さらには精力を亢進させて夫婦がいつまでも
満足な性生活が出来るようになるとか、諦めていた子供を授かることかできた
なんて話がいろいろな人の体験談としてSNSで投稿されています。
宿便(実際に腸の襞の間に便が残るようなことはないと医師が再三コメントを
出していますが、いまだに宿便を取り除くことで体重を減らして、腸の調子を
整えられるようになったという体験談が巷に溢れています)のように笑い話で
済むようなことなら問題もないでしょうが、ロバの皮=漢方では阿膠と呼ばれ
血行促進、老化防止、精力増進、不妊治療に効果があるとされていますが中国
で珍重されている結果としてアフリカのロバ生息数が激減しているという事実
が問題視されています。
中国国内でロバの皮の薬効が注目される前のロバの生息数は、現在の二倍程度
だったということで、中国では絶滅さえ危惧されるような状況にあることから
ロバの生息数が多いアフリカがロバの供給地として中国への輸出を進めている
ということで、今度はアフリカのロバの生息数が急減しています。
ロバの皮からの抽出物が本当に健康面で有効なのかという点について、中国で
公式に認められているわけではないことから、薬効が云々は二の次で国際条約
の縛りのないロバで一稼ぎを狙っている人間がいることは間違いない訳なので
アフリカの一部の国のようにロバの皮の輸出を禁止する措置を取っているのは
ロバを地球上から絶滅させないために必要な措置だと思います。
というように人間は「健康」を求めるために他の生き物を絶滅させることにも
関心がないかのように振舞う残虐な動物なわけですが、逆に見ると「健康」に
有益だと言われると、普段なら絶対にしないような恥ずかしいことであっても
平気でやってしまう滑稽な動物であるわけです。
最近、海外で「会陰日光浴」という健康法がInstagramに投稿されて、それが
広く拡散されるということがありました。
会陰日光浴というのは字の通りで、会陰=股間の尿道口から肛門までの部分を
太陽に当てて日光浴をするということで、その効能としては太陽エネルギーを
肛門から体内に取り込んで臓器を強化するとか、健康的な性欲の増進と性的な
エネルギーのサポートを受けられ、集中力が増し、精神が刺激されて創造力が
上がり、制作活動が活発になったと書かれているので、単純な人ならベランダ
でパンツを脱いで太陽の方を向けて股を開くようになるのでしょう。
これをすることで体内時計を整えて、深い睡眠に導かれるみたいなので睡眠の
問題に悩む人には効果があるかも知れません。(デマとは言いませんが、確実
に効果があるという証拠もまたありません)
会陰部を30秒間日光に当てるだけで、着衣のままで1日中日光浴したのと同じ
効果があり、会陰部に生息する多くの細菌(十数億)が殺菌されるということ
になっているみたいですが、婦人科の医師は会陰部にどんなに日光を当てても
殺菌されることはなく、人体の中でも特にデリケートな組織に日光を当てると
逆に危険なことになり得ると解説しているのですが、こういった健康に関する
奇抜なトピックをSNSに投稿すると多くの人に拡散されるので、拡散すること
が一番重要な投稿主にとってはとても有益な情報なのでしょうね。
実際に会陰日光浴というトピックが拡散されてきたことはないので、日本では
まだこれから拡散するのかも知れませんが、投稿主の女性はどこまで本気かは
わかりませんが、股間を太陽に晒すことの効能をかなり熱く語っています。
Instagramのフォロワーを増やしたいという気持ちは女性を大胆な人に変える
力を持っているということなのでしょう。
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