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日本の映画界に対して思うこと [シネマクラブ]

日本で製作される実写映画には全く魅力を感じなくなっているのでメディアが
必死に大騒ぎした「ゴジラ-1.0」も結局観ていません。
アカデミー賞の特殊効果賞を受賞したと言っても、それは作者の努力であって
日本の映画会社に対する評価ではないことを深刻に受け止めるべきです。



ジャニーズの性加害事件、松本人志の性加害事件、日本の芸能事務所の性上納
システムなんてのを聞いて、その関係者が絡んでいる映画に魅力など、感じる
わけもなく、日本で活動する俳優は英語、中国語、韓国語を身に着けて早急に
日本の芸能界を見捨てるべきだと思っています。


映画会社、芸能事務所がもっと真面目に映画に取り組んでいた昭和の時代には
良い映画はたくさんありましたし、日本の監督も世界の映画界からリスペクト
される人がたくさんいましたが、今では数えるほどしか存在していません。


黒澤明監督だけが素晴らしいとは思っていません。

なんとか崖っぷちで踏ん張っているアニメ映画も、アニメーターの大半は中国
や韓国のスタッフか、日本人スタッフも海外のプロダクションと契約して日本
の映画に参加している状況で、「夢」を叶えるために薄給で下働きをするのが
当然、なんていう時代錯誤な考え方でアニメーターをしっかりと育成すること
に力を入れてこなかった日本のアニメ会社の因果応報の状況と思います。

半グレとか、ヤンキーの喧嘩とか、そんなテーマでしか新作を作れない日本の
映画界が世界進出を目指すとか、冗談もいい加減にしなさいと以前から思って
いましたが、残念なことにその見方は外れることはなく、中国や韓国の会社が
アメリカのメジャー映画会社やNETFLIX、ディズニーと提携して、オリジナル
作品を制作しているのに対して、日本では、ほとんどそんな話はありません。



昔は良かったとか、そんなことを言っても仕方ないのは当然です。
ただ、日本の映画会社が製作費を投入して大作映画を作らなくなったのは確か
なことで、角川春樹氏に対する見方はいろいろありますが、角川春樹事務所が
ハリウッドのシステムを取り入れて作った映画は、評論家の評価は芳しくない
ことが多々ありましたが、面白かったのは事実です。



ゴジラというキャラクターの権利も、レジェンダリーという中国資本の会社に
譲り渡している状況で、日本の映画が再生するのは並大抵のことではない、と
思いますが、逆にゴジラでなければ観客を動員できない状況でもあるのが日本
の映画界の現状であることが残念であり、日本映画を見限った理由の一つでも
あるわけで、真田広之とか、もっと大切にするべきだったと思います。



結論は自分なりには持っていますが、とりとめのないことを思いつくまま書く
ということが出来る媒体が、ブログやFacebook、Xとある今の時代は、幸せな
時代だなと思うこともあるわけで、日本の映画だけがこじんまりとした意味の
ない一度見たら何も残らない内容から進歩することを期待したいものです。


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