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妻籠を少しだけ歩いてみた -3 [トラベル]

日が昇ってきて日向と日影がはっきりと陰陽を表して、時代劇の中の1シーンの
ような感じになってきましたが、地面が舗装されているので現代だと判ります。

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馬籠は蕎麦屋やカフェなど飲食関係の店舗も多いみたいですが、今回の短い散歩
で見た限り(妻籠の宿場とされている通りの半分も歩いていませんので…)では
目立つような飲食のお店はありませんでした。
五平餅とか木曽路の名物を食べ歩きしようと考えていましたが、それは出来ない
感じだったので、ちょっと残念でした。


外国人の来訪者が多くなっているという話を裏付けるようなお店はありました。
コンテンポラリー・アーツ・アンド・クラフトということで、ハンドクラフトで
日本調のTシャツやジーンズ、ジャケットを製造販売しているお店です。

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お店に出入りしているのは外国人ばかりでしたが、1階の現物の展示スペースは
「さわらないでください」という日本語の注意書きが数枚と英語で同じ意味合い
の言葉が書かれている注意書きが数枚張ってあって、購入する気のない人たちは
触らないでくれという強い意志が現れていました。

そうやって張ってあっても外国からの観光客は注意書きには目もくれずに興味を
惹かれたものは理性では押し止めても、感情的には止められないという遺伝子が
騒いでいるのかも知れません。

特に日本人を代表するつもりはありませんが、一般的な日本人だったら買わない
だろうなと思われるデザインの衣料品に外国の人たちは吸い寄せられていました
から、この店のご主人は着眼点が良かったんでしょうね。

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さらに歩みを進めると、雲一つない空の青さがきれいに映えていました。
旅館の看板を掲げた隣は好日珈琲という看板を出したカフェでした。

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お店の外には手工芸品らしき犬が、店内にはカフェを利用する人だけどうぞ、と
看板を持っていました。カフェの利用をしないで写真だけ撮る人(普通の感覚で
あれば、それが当たり前ではないと思いますが、気遣いのない人が増えたという
印象は確かにどこに行っても感じますから、直接アピールするしかないみたいで
これまたちょっと残念な感じがします。

個人的には「誠に申し訳ございません」という前節は要らないと思います。
収入にならないどころか、収入になりそうなお客さんの邪魔をする可能性の高い
図々しい訪問者に対して「申し訳ない」は要らないでしょうと思うものの最近は
揚げ足取りのクレーマーが出没しますからね、ダブルで残念な気がします。

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他のお店の外には、写真のような「商中」(商い中を短縮しているようです)の
掲示がありましたが、右側の黄色いものはわかりませんでした。

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どなたかわかる人はいますか?
という無責任な問いかけをして、今回は終了です。


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lamer-88

今年一年大変お世話になりました。
感謝です。
来年も宜しくお願いいたします。
seesaaに移転しました。
https://picaso89.seesaa.net/article/505733753.html
3月まで此処にいます。
佳い年をお迎えください。
by lamer-88 (2024-12-27 22:33) 

溺愛猫的女人

この黄色の物体は何でしょうか?私もとても気になります。
by 溺愛猫的女人 (2024-12-28 11:20) 

suzuran

lamer-88さん:
コメントありがとうございます。

年末のご挨拶ありがとうございます。
年中無休の会社務めですので、年末年始も仕事しています。

大多数の方がシーサーブログに移動されるみたいですね。
あまり焦ることもなく移転先も考えていないままです。
もしかしたらInstagramをメインにするかもしれません。

良い年をお迎えください。

by suzuran (2024-12-29 14:23) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

Googleの画像検索をしましたが出てきませんでした。
木の根を使ったオブジェで、これっぽいものがあったのでもしかしたら
アート作品かも知れません。ちなみにお値段は8,000円でした。
by suzuran (2024-12-29 14:25) 

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