イカゲーム・シーズン2 Netflix [ドラマ(海外・国内)]
を見ました。今回は第7話までが公開され、シーズン3に続くという構成です。
まだ未公開の段階で、完成した本編がアメリカのゴールデングローブ賞の審査に
ノミネートされ、第1シーズンに続いての受賞を目指していましたが、結果的に
「SHOGUN」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞したため
無冠に終わりました。(公開前で評価も定まっていないので難しいでしょうね)
第1シーズンとの大きな違いは、ゲームの途中でも過半数の参加者からの同意が
得られればゲームの中止をすることが出来て、その時点までの賞金が生き残った
参加者に分配されるというルールになっていましたが、ゲームは途中で終わらず
死体の山が築かれていきました。
主役は前回に引き続いてギフン(イ・ジョンジェ)で、前回の勝利によって得た
456億ウォンの賞金を使って、ゲームを止めさせて主催者たちを処罰することを
目的にして、前作にも出ていた警察官と賞金を注ぎ込んで集めたプロの仕事人の
支援を受けて再度、ゲームに参加するところから始まります。
前作で地下鉄のホームでゲームの参加者を集めていたスカウトマンを演じていた
コン・ユも再度、登場しますが早い段階で死んでしまいます。
ドラマがずっと続くわけでないことを暗示しているような感じです。
支援チームにゲームの実施場所を特定させるために、秘密裏に歯を抜いて発信器
を埋め込んだ上でゲームに参加するギフンですが、ゲームが始まる前段階で発覚
してしまい、気が付いた時には発信器は取り外されていました。
前作と同様に「だるまさんが転んだ」から始まるゲームですが、今回は参加者を
射殺する側の人間も仮面の中の顔が映し出されて、殺される方だけでなく参加者
を撃つ側にも諸事情があることがなんとなく察しられるようになっています。
前作と比べて、名前が知られた俳優が多く出演しています(第1シーズンの結果
で製作費が増額されたことが推し量れますね)が、殺し方も容赦がないので他の
作品だと主役クラスの俳優もバタバタと殺されていきます。
前作の残虐さが問題視されたことがありますが、今回は前作以上に血まみれ場面
が多いので、残虐場面に弱い人は見ない方が良いです。
妊娠した女性が参加者とか、あり得ないだろうと思います。そういう部分も含め
残酷描写に弱い人は止めた方が良いですね。
今回の第2シーズンは、あくまでも第3シーズンへの繋ぎみたいな感じで結論的な
ものは全くありませんので、最後まで見てもフラストレーションが溜まる感じに
なっているので、これでゴールデングローブ賞はないだろうなと思います。
第1シーズンを見た人ならご存じのフロントマン役のイ・ビョンホンが参加者側
としてギフンと協力する場面がありますが、一応ネタバレになるのでこれ以上は
書くのを止めておきますと言うか、前作を見た人ならば参加者番号を見た時点で
ああそういうことね、と理解しちゃうだろうな。
第1シーズンのようにゲームが粛々と進むことはなく、参加者同士が手を結んで
反乱を起こすのが今回のテーマなので、〇△□の仮面をつけたゲームの運営側の
人々と参加者側が銃撃戦を展開し、参加者が続々と殺害されていくところで一旦
終了となり、続きは第3シーズンでという流れになっているので、今の段階だと
続きが気になってイライラするかも知れないので、一気見しないとイラっとする
タイプの人は第3シーズンが公開されてから見る方が良いかと思います。
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