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年始に欠かせない食材・数の子 [限定・季節の食材]

去年が穏やかな年末年始だったのに対して、今年は極寒の寒波と強風によって
降雪の多い地方では猛吹雪が予想され、例年はそんなに雪が降らない地域でも
大雪に対する警戒が発令されるような荒れた年末年始になりました。

そんな荒天と低温の年の瀬ということですが、コロナ禍の影響で里帰りをする
こともなかなか難しく、のんびりと上げ膳据え膳の温泉旅館や暖かいリゾート
で新年を迎えるというのも難しい状況で、食品売り場では高級和牛のセットや
タラバガニやズワイガニなどの高級食材の売れ行きが好調で、売り場に並べた
直後には売り場が空くということになっているようです。

kazunoko2020.jpg

いわゆるハレ型商材(祝い事などの時期に売れる高額商品)がもっとも売れる
年末年始でも、特に今年はカニの中でも高級品、エビの中でも高級品から先に
売れて行くという感じで、数の子やいくらなどの魚卵も好調のようです。

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ヨーロッパではジビエの季節 [限定・季節の食材]

ヨーロッパでは、これからの季節(秋から冬にかけて)には、狩猟が解禁され
本格的なジビエ(野鳥・野生動物)料理の時期になります。

gibier-grill.jpg

日本においてもヨーロッパほどは種類が多くはありませんが、鴨や猪、鹿など
野生の鳥獣類を食材として利用することが可能(狩猟の解禁)な時期ではある
ものの、若者の猟離れ(そもそも猟銃の所持免許を取るのが大変ですし、罠の
技術を伝承する猟師も少なくなっています)で存続が危うくなっている猟友会
も少なくないというのが日本の現状なんだそうです。

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将来の人類を救う昆虫食 [限定・季節の食材]

牛や豚を育成するために必要とされる穀物を人間用として供給した場合、世界
で飢餓状態の人の何割を助けることが可能になるとか、牛が出すゲップにより
地球温暖化が促進されているという研究が公表されたりして、動物性蛋白質の
増産が人類や環境の将来に負荷をかけることになるという見方が強くなる傾向
にあることから、栄養価が高く資源量の調整が付きやすい昆虫を畜産に代わる
次世代の蛋白源として活用しようという動きが世界の各地で始動しています。

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昆虫食が一般化していない状況で大量生産に踏み切っても、利用者が少なくて
多くの昆虫を無駄にしてしまえば本末転倒なので、まずは一般向け食材として
認知をしてもらうことが重要ということで、安定供給のための生産方法の研究
と同時に一般食材として普及させることを進めて行こうと青森県の弘前大学と
食用昆虫の生産と販売を専業とする企業が共同研究を始めたようです。

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一つの時代が終わっていく寂しさ [訃報・追悼]

谷村新司さんの訃報に続いて、もんたよしのりさん、大橋純子さんと短い間に
1980年代に輝いていた人達が天国へと旅立ってしまいました。
それだけでもかなりのインパクトだったんですが、先に亡くなった方達よりも
10歳以上若い、KANさんが亡くなったのは驚きでした。



メッケル憩室がんという非常に稀な病気でコンサートツアーを延期するという
話は知っていましたが、そもそもメッケル憩室という存在は、誰もがあるもの
ではないわけで、その珍しい存在にがんが出来るというのは本当に稀な例だと
されていて人口比だと2%ほど、さらにがんを発症する割合は1%ほどのようで
日本においては数十人レベルということです。

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