フィリピン・マニラの話 -7 [トラベル]
冷静に写真を撮る時もありますが、今まで食べたことのない料理とか、その料理
を目的にレストランを探していった時って、写真を撮る前に手を出してしまうと
いうことが割と多くて、ありゃりゃということが多々あります。
オスワリ、マテぐらいは、わんこ並みにこなしたいと思いますが駄目ですね。
今回は希少な手を付ける前の料理の写真をもとに話を進めていきます。
まず最初はシシグです。パンパンガ州発祥の名物料理とされています。
写真はそのパンパンガ州のクラークフィールドのレストランで食べたものです。
一昔前の人ですが、フィリピンの女性大統領のアロヨさんってご存じですか?
パンパンガ州出身の人なんですが、偶然、マニラからクラークフィールドに移動
する高速道路で、アロヨ大統領の車列と遭遇した後で食べたものです。
日本と違って大統領の警護官は拳銃所持で、その周囲を走る車には散弾銃を持つ
警護隊もいますから物々しい様子でした。
偶然、一緒に高速道路を走っていただけなので銃を向けられるようなことは当然
ありませんでしたし、制限速度を超えるような運転はしていませんでしたからね
睨まれるようなこともありませんでしたが、前後を警察車両に護衛されて走る車
の車列なので、他の車も道を譲って威風堂々と走り去っていきました。
そんなにフィリピンに行っていたわけでもないですが、アロヨ大統領の前に就任
していたエストラーダ大統領の選挙運動のパレードを見たこともあります。
日本の声を張り上げて名前を連呼するだけの選挙カーとは大違いのオープンカー
のパレードで前後にダンスをするチアリーダーがいたりして華やかでした。
選挙では落選しましたけどね。
話が逸れたので戻します。
今までにマニラに行って一番のお気に入りが、このシシグです。
全然、高級感などなくて、粗挽きの豚肉と玉ねぎの粗微塵切りを醤油とニンニク
カラマンシーと赤唐辛子で味付けしたものです。
豚の耳も入っているのでコリコリした触感もあって好きです。
次の料理はフィリピンとは関係ないですが、キャセイパシフィック航空で香港で
乗り継ぎして行った時に、香港の空港で食べたお値段は高級な料理です。
香港で食べるものはなんでも美味しいというのは嘘だと実感した焼きそばですが
結構な金額だった記憶があります。(具体的な金額は覚えていません)
脂っぽくて味が薄くて、具材が少ないという三拍子そろった焼きそばでした。
美味しい思い出は全くありませんが、晒してみたくなったので出しました。
これは某ホテル(現在は営業していないので名前は出しません)の朝食です。
朝食付きという条件で探しましたが、こりゃないだろうという朝食でした。
一応、ビュッフェということになっていましたが取るものがない...という状態
東南アジアのホテルではコンビーフが出ることが多いように思いますが、玉ねぎ
とジャガイモが一緒になっていたのはここだけでした。
沖縄ではコンビーフハッシユという缶詰やパウチの食材がありますが、あれとも
違っている感じで、シシグ以外はハズレばかり出しているような感じですね。
こちらはアンヘレスのココモスホテルの朝食
牛肉をタレに漬けて焼いたビーフタパとスクランブルエッグ、ガーリックライス
と酸っぱいトマトのワンプレートご飯でした。
ビュッフェスタイルでないホテルだと、こんな感じの定食が出てきます。
朝食込みではないので、別料金で1,000円ぐらいはしました。
こちらはフィリピンの人の多分90%ぐらいの人が大好きなフライドチキンです。
ケンタッキー・フライド・チキンもありますが、個人的にはMAX’S という少し
お高めのチェーン店のチキンが好きです。
現地の人の間ではジョリビーが大人気で、ハンバーガーもスパゲティもチキンも
ジョリビーが好きと言われますが、甘めの味付けで特にスパゲティは超甘口です
あれはパスタではありません、あくまでもスパゲティです。(食べればわかる)
写真は店名は忘れましたが名前を挙げた店ではありません。
黄色い麺の焼きそばは、パンシットカントン
緑色の柑橘はすだちではなくカラマンシーです。(フィリピンの定番柑橘)
卵を使った卵麺なので麺の色は黄色で、主に醤油と塩で味付けをするのが基本形
になっているみたいです。
最後にフィリング・ステーションというマカティの有名店で食べたミニバーガー
手のひらに乗るサイズのハンバーガー2個とフライドポテトで約1,500円
フィリピンの物価は確実に、かつ順調に上がっています。
パテのお肉が肉汁がいっぱいでめっちゃ美味しいです。
これで満腹は難しいかも知れませんが、心は満たされます。本当に美味しい。
他にもフィリピン名物とされる料理はレチョン(子豚の丸焼き)とか、シニガン
(酸っぱいスープ)とか、クリスピーパタ(豚足)など、いろいろ食べた経験は
ありますが、写真には残していないので、この辺りでやめておきます。
クリスピーパタの脂肪には完敗しましたが、フィリピン料理は醤油味がベースに
なっているので日本の人には受け入れやすい味だと思います。
アドボとか、甘くない豚の角煮という感じなので、甘い豚の角煮が苦手な人だと
フィリピンのアドボの方が美味しいと感じるかも知れません。
ということで、フィリピンで食べた料理編は終わりにします。
甘いのが苦手なので超甘口のスパゲティに当たったら泣きたくなるかもしれません( ̄▽ ̄;)
by 溺愛猫的女人 (2024-05-11 12:20)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
デルモンテのトマトケチャップは、パイナップルが入っているので他の
メーカーよりも甘いように思いますが、ジョリビーのケチャップは更に
パイナップルを足して煮詰めたように甘いです。
甘いだけでなくてスパゲティが柔らかくて、昔の学校給食のソフト麵の
食感なのでパスタではなくスパゲティだと書きました。
基本的にフィリピンの人は甘い味付けが好きだと思います。
タイやインドネシアのようにスパイスを効かせた辛い料理はないです。
牛肉を煮込んだ料理カレカレや、豚肉や鶏肉を煮込んだアドボなども
どちらかと言えば甘い味付けなので、ご飯のおかずには向いています。
ジョリビーを運営している会社は、チョーキンという中華料理のお店
も運営していますが、こちらの酢豚等もパイナップル多めで甘いです。
フィリピンには行けませんね。
by suzuran (2024-05-12 00:48)