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フィリピン・マニラの話 -9 [トラベル]

マニラに行って何をするか?という話なんですが、日本では絶対にできないこと
として実弾射撃が出来るというのが、個人的にはマニラに行く理由の一つです。

いろいろと射撃場はあるみたいですが、安全第一ということでマカティの射撃場
に日系の旅行代理店のガイドで連れて行ってもらいました。

Manila_photo71.jpg

以前に韓国の済州島でも実弾射撃はしたことがありますが、韓国の射撃場は銃が
鎖で繋がれていて、絶対に自分の方や左右の人に銃口を向けられないように固定
されていて、左右の人を撃つつもりは毛頭ありませんが、結構使い勝手が悪いと
感じました。(ソウル、釜山の射撃場も同じだと思います)


それに対して、マカティの射撃場は全くのフリーで拳銃が持てます。
インストラクターが付いているので、当然、危険なことは出来ませんが銃の重み
や反動が全部自分に返ってくることで銃を撃った実感があります。

Manila_photo72.jpg

そんな状態なので、過去に日本人の男性がインストラクターの目を盗んで、自分
の頭か首を撃って自殺を図ったこともあったようです。
わざわざ他人を巻き込んで迷惑をかけて、自分を撃ったのですから何か行き違い
があったのかも知れませんが、実弾を撃っているわけですから未遂ではなく完遂
して事件になったみたいです。

Manila_photo74.jpg

射撃場に行くと好みの拳銃を選ばせてくれますが、普通の日本人は実弾射撃など
したことのある人はいないと思うので、結局、お任せになります。
イヤーマフ(耳当て)を渡されて、決められたブースで前方の的を狙います。

インストラクターが選んでくれたのは、9mmの拳銃と45口径の軍用拳銃でした
大型の拳銃で重いんですが、的に当たる確率が半端ないです。
距離にして15メートルぐらいでしょうか、殺し屋でも出来そうなぐらい的の中心
に近い部分に穴が開いて行きました。

Manila_photo73.jpg

弾倉に弾を込めるのは、インストラクターが面倒を見てくれるので、手渡された
拳銃を構えて撃つだけということで規定の100発を撃つのはすぐ終わりました。
追加で100発撃とうかと思いましたが、1発50円ということで止めました。

Manila_photo75.jpg

パンパンガ州のクラークフィールドに行くと、もっと安く撃てるという話を聞き
別の機会に行きましたが、年季の入った拳銃でテンションが下がりました。

弾1発が75円と料金も髙かった上に、インストラクターが適当な人過ぎました。
マカティのインストラクターは的の狙い方も教えてくれましたが(英語ですが)
クラークフィールドのインストラクターは、弾倉に弾を込めてくれるだけです。

あとは好きなように撃てという感じで、屋外の棒の上に張り付けた的を撃つだけ
ということで、その気になったら拳銃を持って逃げ出せそうなぐらい緩い環境で
緊張感ゼロという状況だと、逆につまらんもんだなと思いました。

但し、ライフル銃、散弾銃、M-16自動小銃(ゴルゴ13が愛用してるやつ)でも
お金さえ払えば撃てますので、興味のある人には良いかも知れません。

今回は拳銃を撃っているのが自分自身なので、あまり写真がありません。
同行者の写真など交えて、貼り付けました。


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Rchoose19

私はハワイに行く度に射撃場で銃を撃っていました♪
やっぱり、鎖につながれていましたよ~~^^;
的じゃなくて動くものとか撃ちたくなりますよね♪
by Rchoose19 (2024-05-14 07:28) 

溺愛猫的女人

私はグアムで射撃訓練をしたことがあります。コンバット・マグナムを撃ってみたかったのですが、女性には無理と言われちっさな銃にしました。
by 溺愛猫的女人 (2024-05-14 10:12) 

青い森のヨッチン

昔、社員旅行でオーストラリアに行った際にも実弾射撃ができるところがあって女性社員が射撃の反動で肩を壊したということがありました(大事には至らなかったけど)。
1発50円なら自分も撃ってみたいなぁ
by 青い森のヨッチン (2024-05-14 10:22) 

suzuran

Rchoose19さん:
コメントありがとうございます。

済州島では、クレー射撃とか放飼場に放されたキジを撃つ狩猟場もあって
猟犬、ガイド付きで22,000円ぐらいだったと思います。
ここにも行きましたが、38口径の鎖付きの拳銃を撃ちました。

44マグナムも用意はできるけど、お客さんは下手だから無理だと明確に
お断りされました。あれだけバッサリ切られると清々しいです。

アメリカは何かあれば莫大な補償問題になるので、安全第一になると
いうことなのでしょうね。

by suzuran (2024-05-14 22:07) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

グアムではタモン通りを歩いていると、射撃体験とストリップのチラシ
がドンドン溜まりました。あの時は奥さんと一緒でしたがストリップも
夫婦で行くのが普通のようで(ホントかな?)、全く躊躇なく渡すので
部屋に帰るたびにゴミ箱にチラシが増えていきました。

そんなに安くもなかったのでグアムでは射撃場に行きませんでした。
フィリピンでは、女性のお客さんには22口径の護身用のような小型の
拳銃があてがわれていましたから同じ感じかも知れませんね。

by suzuran (2024-05-14 22:20) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

大きな銃だと反動がすごいですよね。
肩に力を入れると肩を怪我するから力を抜いてリラックスしなさいと
英語で言われましたが、実弾を撃つのでそんなにリラックスするのは
無理なんだよと日本語で返しました。(通じてない)

反動も大きいですが、想定よりも大きかったのは銃声でした。
マニラ(マカティ)ではイヤーマフとゴーグルを貸してくれましたが
クラークフィールドは買取で耳栓でした。
反動に変わりはありませんが、耳栓はあまり役に立ちませんでした。

1発50円はコロナ前の話で、さらに現地で会員(エージェントが会員
になっている)と同伴する場合には、その価格だったので、今では
この価格では無理かなと思います。

外国人のフリーで入場の場合、拳銃レンタルと的、弾丸50発のセットで
1,750ペソ(約5,000円)なので、単純に1発100円ぐらいですね。
セブにはショットガンが撃てるところもあるみたいですが、それこそ
反動で怪我をするのも残念なので拳銃で十分だと思います。


by suzuran (2024-05-14 22:37) 

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