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もうどく展・Remix 観察記-5 [イベント]

思っていたほどの種類の生き物がいなくて残念でしたが、それでも思いついた
ままに書いていたら、今回で5回目ということになりました。

ここで登場するのがドクウツボさんです。
このウツボは照れ屋さんなのか、気の優しいタイプなのか全くこちらを見向き
もしないでずっと水槽の端に顔を映していました。

heavy-poison19.jpg

ウツボは愛知県の方だと三重県の紀伊長島とか尾鷲、熊野や和歌山県など割と
暖かい海に生息する肉食魚で、釣ると面白いという話を聞いて、挑戦しようと
思ったこともありますが、YouTubeで動画も公開している野食ハンター茸本氏
がウツボに咬まれて大怪我をした体験記を読んで、挑戦を止めました。

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もうどく展・Remix 観察記-4 [イベント]

次は、ポルカドット・スティングレイという淡水性のエイです。
ブラジルのシング―川という流域の固有種で、展示されていた個体はそんなに
大きくありませんでしたが、最大20kgにまで成長するようです。

heavy-poison15.jpg

エイの武器は尻尾の毒針で、日本では汽水域から海水浴場までアカエイが多く
危険な生物だとされていますが、砂浜にも意外に普通にいるという認識を持つ
人は少なくて、海水浴の時に踏んづけて足の裏を刺される例があります。

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もうどく展・Remix 観察記-3 [イベント]

前回は生き物ではなく、菌茸類(きのこ)の話が長くなってしまいましたので
今回は元々の話題である毒のある生き物の話に戻すようにします。

毒キノコのレプリカを過ぎると、ミノカサゴの説明文はありましたが、実物の
姿がありません。おかしいなと頭上を見たら、円形の水槽に入ったミノカサゴ
が上から見下ろしている構図なんですね。

heavy-poison11.jpg

地域によっては、磯のタイドプール(潮だまり)に干潮に上手く対応できずに
取り残されたミノカサゴの幼魚を見つけることが出来るようですが、個人的に
ミノカサゴを海岸などで見かけたことはありません。

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もうどく展・Remix 観察記-2 [イベント]

次の水槽はミナミハコフグ、ハコフグとかハリセンボンとか、フグの仲間では
あるものの無毒という認識がありますが、ミナミハコフグは体内ではなく体表
にパフトキシンという粘液の毒を持っていて、食われるとか、殺されるという
危険を感じると体表から毒を出して、敵を殺してしまう怖い存在です。

heavy-poison6.jpg

heavy-poison7.jpg

人間が水中でミナミハコフグに触れても死ぬようなことはありませんが、狭い
ところで毒を出すと、毒を出した本人も死んでしまうような強毒です。
見た目は呑気なおとぼけ顔ですが、なかなかどうして怖い存在なんですね。

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