2024年・最初の海外は釜山 -8 [トラベル]
有名な展示物は聖徳大王神鐘(エミレの鐘)です。
新羅の聖徳王崩御の際、息子の景徳王が王の冥福を祈るため製作を決めた
ものの、なかなか完成に至らず、孫の恵恭王の代になってようやく完成に
至ったというものです。
鐘の音はとても良い音が鳴り響きますが、なかなか鐘ができないことから
鋳造する際に、銅が熱く溶けた中に女の子を生贄として捧げたという伝説
があり、この時に女の子がエミレ(お母さん)と泣き叫んだことから鐘が
完成した後で、鐘を鳴らすとエミレという声が聞こえたとされています。
どこの国でも雨乞いだとか、建造物を作るとか、そんな時には生贄だとか
人柱とかの言い伝えがありますが、事実かどうかはわかりませんね。
ペルーで生贄にされたと思われる女の子のミイラが発掘されたり、日本で
人柱の記録が出てきたこともあるので、噂話だと決めつけるのも間違いな
気はしますが、権力者は必ずしも賢者ではないことは確かだと思います。
博物館の中の金冠や装飾品は本物の遺物なので厳重に展示されているので
写真を撮ることは出来ませんので、お見せできないのは残念ですが、王や
王妃は韓国映画やドラマの衣装以上に、煌びやかな装飾をしていたのかも
知れませんが、もしかしたら死後の弔いのために金の装飾品を一緒に埋葬
したのかも知れません。
どっちにしても博物館を見た時間は1時間半ほどでしたので、広大な敷地
の四棟の展示物を見ることは出来ませんので、ほんの一部を見ただけでは
ありましたが、慶州ツアーの予定は終了しました。
ずっと雨が降り続いて、帰りの高速道路も霧がかかったような状態でした
がドライバーさんは終始安全運転で、特にトラブルもなく無事に釜山まで
戻り、帰りは海雲台に寄ってもらって、カンジャンケジャンの食べ放題の
夕食にしました。(ここでも写真は撮り忘れました)
行く途中の道は桜のトンネルで有名な道で、桜も咲いていました。
お店の名前はコッケワサランエパジダ(ワタリガニに恋をした)です。
有名なお店なので、ネットで検索してもらえばすぐに出てきます。
料金は27,900ウォンで、カンジャンケジャン(ワタリガニの?油漬け)
ヤンニョムケジャン(ワタリガニのヤンニョム漬け=辛い)が食べ放題で
カンジャンセウ(エビの醤油漬け)1人1尾 ワタリガニと薩摩芋の天ぷら
ワタリガニの味噌チゲが付きます。注文は二人以上
海雲台からタクシーで10分もかかりませんが、帰りは空車のタクシーは
ほぼ通りませんし、カカオタクシーでもなかなか応答がありません。
歩いて坂道を降りると街までは約30分ですが、心配ならドライバーさん
に駐車場で待ってもらうという方法もありますが、お金はかかります。
雨が降っていなければ歩いても帰れますが、夜は暗いのでコケる危険性も
ありますので、カカオタクシーで根気よく待つのが良いと思います。
今回はチャーターだったので、1時間半延長して待ってもらいました。
帰る頃には止むと思った雨は止まず、それでも天気予報通りなら雨は止む
ということで、ホテルの手前にあるロッテマートで車を降りました。
お土産を買って約1時間ほど店内にいて外に出ると雨は止んでいました。
ホテルまでは10分もかかりませんから、影島大橋を渡ってホテルに帰り
慶州ツアーを完了して解散しました。
翌朝はジャガルチ市場で朝食の予定にしていたのでロッテマートで買った
お土産をまとめてキャリーケースに詰めて、早めに寝ました。
ヤンニョムケジャンがとても美味しそう~食べ放題っていいですね(*^^*)
by 溺愛猫的女人 (2024-04-18 11:25)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
高級店のように抱卵でカニ味噌たっぷりというタイプのものではないので
濃厚なタイプが好みの人には向いていないかも知れませんが、元々から
カニ味噌とか、ウニとかにはあまり心惹かれないタイプなので、甘味の
ある身があれば十分なタイプの人にはお勧めします。
駅からタクシーで10分もかかりませんが、一度タクシーが行ってしまう
と帰りのタクシーを探すのが大変な場所であることは確かです。
カカオタクシーの登録があれば、何度も呼び出しているうちにお迎えに
きてもらえますが、流しのタクシーを止めることは無理です。
お店の人も確実に呼べないので呼んでくれませんから、帰りのタクシー
の確保だけは重要です。
by suzuran (2024-04-18 23:45)