コナー・マクレガーの復帰戦 [スポーツ]
多いかと思いますが、無敗のままで五階級を制覇した元プロボクシングの
チャンピオン)とボクシングルールで試合をして、10RでTKO負けを
したUFCの元ライト級王者(フェザー級でも王座を獲得して二階級制覇
しましたがフェザー級は返上、ライト級は約二年間試合をしていないため
剥奪されていました)コナー・マクレガーが2016年11月以内の試合
を行いましたが、4Rにリアネイキドチョーク=裸絞めで負けました。
メイウェザーとの試合では30億円以上のファイトマネーを稼いでからは
ほぼ引退状態でしたが、今年の4月に今回試合をした現世界ライト級王者
のハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)と揉め事を起こしリング上ではなく
公道上で移動用のバスを襲撃する事件を起こしていて、いわゆる遺恨試合
として行われたのが今回のライト級タイトルマッチでした。
リング外での事件ですから、暴行罪と器物損壊罪が適用され、さらにバス
の窓ガラスを割って暴れたためにハビブ・ヌルマゴメドフのチーム構成員
切り傷を負ったことで傷害罪にも問われるべきところですが、本人が自首
したということで司法取引が行われ、社会奉仕活動と感情をコントロール
するカウンセリングを受けることによって無罪放免になりましたが、この
事件の時の怒りがヌルマゴメドフには残っていたようで、今回の試合では
マクレガーの見せ場はほとんどないまま一方的にヌルマゴメドフの攻撃を
受けて試合は終了しました。
感情的に暴発気味だったヌルマゴメドフはマクレガーのタップにより試合
が終わった直後にオクタゴン(柵で仕切られたリング)の柵を乗り越えて
マクレガー陣営のトレーニングパートナーに襲い掛かるという行き過ぎた
行動に走ったため、チャンピオンベルトは一時預かりになり、会場の興奮
が収まるまではベルトを渡さないという異常な状況になりました。
試合を離れたプライベートでは募金活動に励んだり、社会福祉活動に参加
したりしているという話もありますし、スーツ姿で登場する時にはお洒落
な着こなしでベストドレッサーの賞も受けているほどですからリング上の
荒々しいパフォーマンスは演技として行っていると思われますし、会場内
の雰囲気に興奮した観客が、マクレガーに殴りかかっている様子を映した
映像の中でもマクレガーが観客を殴打するような場面はありません。
二人の間に何があったのかは詳しくは知りませんが、プロのアスリートが
ビジネスを忘れて襲撃をするぐらいなので、余程のことがあったものとは
思いますが貧困な想像力では想像も出来ないのが実際のところです。
ともかくこの試合に勝ってライト級チャンピオンのベルトを奪い返すのが
マクレガーの目的のはずでしたが、その計画は失敗に終わりました。
ということで、再戦になる可能性が高いとされている二人が戦う次の試合
でもマクレガーが勝てる見込みは少ないような気がしますが、個人的には
マクレガーに勝って欲しいと思っています。
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