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Mr.ノーバディ 2021年 アメリカ映画 U-NEXT [シネマクラブ]

昨年、クリストファー・ロイドを久し振りに観た映画は、2021年に公開された
アメリカ映画「Mr.ノーバディ」でした。
全く知らないおじさん俳優が主演しているので、元々は全く期待しないで見た
というのが実際のところなんですが、約1時間半の短めの上映時間ということ
もあって、途中で間延びすることなく見ることが出来ました。



キアヌ・リーブスが主演している、大好きな「ジョン・ウィック」シリーズの
脚本家と製作者が製作した映画で、個人的には全く名前を知らなかった俳優の
ボブ・オデンカークが主役のMr.ノーバディこと、ハッチを演じています。


家では家族に疎まれ、会社では仕事の出来ない人だと見られて不満を募らせる
ハッチが帰宅途上のバスの中で、ストリートギャングと呼ぶには少々の格下感
のあるチンピラに絡まれ、女性運転士と女性乗客を守るために、鬱憤晴らしの
大乱闘を繰り広げるところから、映画の中に引き込まれました。



怒りのあまり半殺しにした男は実はロシアンマフィアのボスの弟で、その男が
入院先の病院で死んでしまったことから、マフィアのボスから手下達に対して
処刑命令が下され、ハッチの家は襲撃に遭い、家族は地下室に避難したものの
戦いの末にハッチは拉致されてしまいます。



が、車のトランクの中で拘束を外して逆襲開始ということで、一旦は家に帰り
家族を逃がしてから、ロシアンマフィアが預かるロシア移民の年金を焼き払い
経営する店に乗り込んで宣戦布告、勤務先の工場を買い取り、決戦の場として
武装を固めた工場にロシアンマフィアの一味をおびき寄せます。



ここで見せ場を作るのがクリストファー・ロイドが演じるハッチの父親です。
のんびり隠居するなんてつまらないとショットガンを構えて、マフィアの手下
たちを、とても嬉しそうに射殺していきます。



最後まで書いてしまうのはルール違反なので、映画の内容についてはここまで
年齢を重ねたクリストファー・ロイドが、とても80代とは思えないアクション
を見せる「Mr.ノーバディ」は、想像以上に面白かったです。


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