妻籠を少しだけ歩いてみた -1 [トラベル]
にある妻籠(42番目)・馬籠(43番目)は距離的にも近いので、ちょっとだけ
見てこようという軽い気持ちで出かけてきました。

遠くから観光で行く人は両方行くかと思いますが、その気になれば二時間ほどで
行くことが出来るので、どちらか片方だけにしようということにして観光情報を
見たところ、馬籠の方が急な斜面が多く「坂のある宿場」として有名で観光客も
馬籠の方が多いという感じだったので、今回は妻籠に行くことにしました。
ちなみに中山道というのは海側を旅する東海道に対して、山の中を旅することが
大半のルートになっていて、別名木曽路とも呼ばれているそうです。
総延長はお江戸日本橋を起点にして、京都の三条大橋までの534キロ
江戸時代の宿場の雰囲気を色濃く残した風情があるということで、外国人観光客
も多いという説明があったので、なるべく人が少ない方が雰囲気があると考えて
妻籠を選んだわけですが、実際に行ったら人影はまばらでした。
外国人の観光客も数人見かけましたが団体旅行ではなく、個人旅行のグループで
わいわいとうるさいではなく賑やかな東アジアの人たちとは違いました。
現在、妻籠宿は長野県、馬籠塾は岐阜県で行政上分かれていますが、元々は馬籠
も長野県木曽郡山口村でしたが、平成の合併で岐阜県中津川市に編入になったと
いうことで、岐阜県になりました。
で、妻籠ですが有料駐車場がいくつかある中で、中央駐車場(1日500円)に車
を置いて蘭川にかかる尾又橋という橋を渡って街並みの中に入りました。
車用と歩行者用に分かれている橋で、人は歩行者用の橋を渡るようにして下さい
と注意書きが書いてあって、そんなに車が通るわけでもないですが、通行ルール
はしっかりと決められていました。
川の上流には発電所がありますが、遠目にもかなり古い造りでさすがに江戸時代
からあるわけがないですが、誰が見ても発電所として機能しているんだろうか?
と多分思うような古い建物でした。
橋を渡るとお店の開店準備をしている地元のお爺さんが「寒いね」と声をかけて
くれて、この辺は朝はマイナス4℃だったけど、ようやく陽が当たってきたから
これからは多少は暖かくなると教えてくれました。
寒いのが大の苦手なので、マイナス4℃と聞いた瞬間に固まりました。
天気予報を見ると、最高予想気温も6℃という状況で、来る時期を間違えたなと
思いましたが、来てしまったのですから仕方ありません。
街道をゆっくりと見ていくことにしました。
中山道を歩かれたなんてステキですね。車で通り過ぎてしまうと分からないステキな発見が沢山ありそうです。
by 溺愛猫的女人 (2024-12-24 10:04)
妻籠&馬籠、若い頃一度だけ行ったことがあって超~久しぶりに昨年また訪れました!本当にいいところですが、かなり不便な場所なのに外国人観光客が多くてビックリしました!!時代ですねぇ~…
by トモミ (2024-12-24 14:09)
やはり情緒があって良いところですね。
中山道の旅、一度は出掛けてみたいと思いつつ、なかなか足を運べません。
by ヨッシーパパ (2024-12-24 19:07)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
歩いた距離はほんのわずかです。
江戸時代の人は江戸から京の都までの約500キロを雨の中でも歩いて旅を
して楽しかったのだろうか?とか、何週間もかかる旅なのでお金持ちの人
しか無理だったんだろうな、とか小市民的な発想しか出ませんでした。
by suzuran (2024-12-24 22:12)
トモミさん:
コメントありがとうございます。
車だと国道から少しわき道に入るだけですが、公共交通機関だと電車なら
南木曽で降りてからの移動手段がありませんし、タクシーで移動したら
相当のお金がかかるので、外国から来た人にとっては不便だと思います。
外国の人はバスツアーとか嫌いらしいですから難しそうですね。
by suzuran (2024-12-24 22:15)
ヨッシーパパさん:
コメントありがとうございます。
馬籠だと島崎藤村が投宿した宿屋とかもあるらしいので、江戸の風情を
感じたい人にはいいところなんでしょうね。
愛知県からだと高速道路で二時間ぐらいなのでお手軽スポットですが
関東方面からだと電車でも塩尻で乗り換えが必要ですし、車だとしたら
高速道路を300キロぐらいは知らなければならないので遠いですね。
by suzuran (2024-12-24 22:19)