SSブログ

ライアン・オニールさんが死去 [訃報・追悼]

日本の著名人(個人的に好きな歌を歌っていた人たち)が、相次いで亡くなる
ということが続いた10月、11月でしたが、今月はアメリカで活躍していた俳優
のライアン・オニールさんが死因は非公開ですが亡くなりました。
(以後、敬称を略させていただきます)

ryan-oneal_farrah-fawcett.jpg
未婚のままで交際していた、ファラ・フォーセットは2009年に62歳で逝去

年齢的には84歳ということで、寿命だと言えばそういう年齢であることは確か
なんですが、日本でも海外でも、若い頃から好きだった歌手や俳優が旅立って
いく年齢を迎えつつあるというのは寂しい話です。


ラブストーリーの王道として知られる「ある愛の詩」で、アリ・マッグローと
共演したのが1970年で、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました
が受賞は逃しています。この映画が公開された当時は小学生だったので映画館
で見た記憶はありませんが、テレビで何度も見ました。



フランシス・レイのテーマ曲は、今でもイージーリスニングの名曲として聴く
ことが多いです。(タイトルを知らずに聞いている人も多いと思います。)
娘のテイタム・オニールと共演した「ペーパー・ムーン」では、詐欺師の役で
孤児役ののテイタム・オニールはアカデミー賞の助演女優賞を受賞しましたが
自身はノミネートもされませんでした。



ちなみに、テイタム・オニールは同世代のジョディ・フォスターと共に将来を
期待される女優でしたが、ジョディ・フォスターのような成功には結びつかず
テレビドラマに主演以外で出演するレベルの女優になりました。

個人的にはプロの逃がし屋を演じた「ザ・ドライバー」のライアン・オニール
がとても印象に残っています。「ザ・ドライバー」は、ウォルター・ヒル監督
の作品で、出演者それぞれに名前が無く「刑事」と「ドライバー」という感じ
の役名のみがクレジットでも、パンフレットでも書かれていました



この映画にプレイヤー役で出演していたイザベル・アジャーニが、とても素敵
で高校生の時に観た映画でしたが、大好きになりました。
という話ではなくて、それまでの役柄とは全く違った感じで、ほとんど台詞も
なく、まさにハードボイルドというタッチの映画で良かったです。

私生活では薬物問題とか、娘のテイタム・オニールがプロテニスプレイヤーの
ジョン・マッケンローと結婚する前だったか、後だったか忘れましたが、親子
の確執とか、いろいろと問題を起こして、出演作が減ったような気がします。
それでも死去にあたり、名前が出てきて懐かしく思い出すことが出来ました。

これから、日本国内の人のみならず、思い出の人達がこうして名前が出てくる
ことになるのでしょうね。残念ですが諸行無常の世の中ですからね。
その事実を知った時に、安らかに眠られることを祈るのみです。


nice!(69)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

nice! 69

コメント 4

溺愛猫的女人

ライアン・オニールさんというと「ある愛の詩」を思い出します。
心からご冥福を申し上げます。
by 溺愛猫的女人 (2023-12-13 12:53) 

そらへい

一番目の写真を見て思い出しました。
「ある愛の詩」
ライアン・オニールさんの笑顔が懐かしいです。
by そらへい (2023-12-13 20:54) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

実際のライアン・オニールさんは「ある愛の詩」の役柄とは、かなり違い
があって、子供への虐待や薬物依存など、数々の過去が娘の手記で暴露
された上に、メディア対応も悪かったことから後年は映画出演も激減して
日本の芸能界風に表現すると干された状態でした。

でも、日本では「チャーリーズ・エンジェル」のジル役で知られていた
ファラ・フォーセットさんが末期の肝臓癌で闘病している間も、必ず
結婚式を挙げると病床に付き添い、永遠の旅立ちを見送ったことから
悪い噂ばかりの人でもないという見方もされていました。

いろんな話題がありましたが、記憶に残るスターだったことに間違い
はないと思っています。
by suzuran (2023-12-13 23:02) 

suzuran

そらへいさん:
コメントありがとうございます。

容姿の面で言えば、「ある愛の詩」の頃は優しい好青年という感じ。
「ザ・ドライバー」の頃は、役柄がそうだったわけですが、無言のまま
仕事を完遂するプロフェッショナルの顔になっていました。
by suzuran (2023-12-13 23:05) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved