チツトレ(膣トレってなにをするの?) [健康・医療]
膣のゆるみを改善するための膣トレをすることで得られる効果については前回
の記事で書きましたので、再度、詳しく書くのは時間の無駄なので、ごく簡単
に効果を書くと、三つの効果が期待できます。
1.膣を鍛えることで、セックスの満足度が高まるということ。
2.骨盤底筋を鍛えることで、インナーマッスルも鍛えられ、ダイエット効果
や腰痛予防に繋がり、女性の健康に役立つ
3.尿漏れなど、加齢による不快な症状を軽減します。
では、膣トレは具体的に何をするのでしょうか?
無理な運動をしたら逆効果というのは「何事も過ぎたるは及ばざるが如し」と
言われている通りで、毎日短時間で日課にしても忘れないようなことを続ける
ことが大事で、始めは毎日していても、数日すると面倒になって止めてしまう
というようなことなら、始めからしない方が良いぐらいです。
膣を鍛えるというのは、膣口でパートナーのペニスを締め付けるためだけでは
なく、膣や子宮周辺の筋肉を鍛えて、ダイエット効果も目指すものです。
基本的なトレーニングとして、肛門を締める、排尿を途中で止めるという二つ
が挙げられ、この二点をトイレに入った時に日々、続けていくことです。
肛門を締めると言っても、具体的にどうするかですが、お尻の穴に意識を集中
して、お尻の穴をキュッと締める、緩めるを繰り返すことで、肛門の括約筋が
鍛えられ、その対極側にある膣口も同時に締め付けられるということです。
排尿を途中で止めるのも同じ原理で、尿道口をキュッと締めることで、膣口も
締められますので、膣口が鍛えられて膣口を締める感覚が自然に身に付くので
セックスの時にも膣内に挿入されたペニスを締め付けて、膣内のペニスを包み
込んで一体感が得られるようになります。
次の段階として、毎日5分から10分程度の短時間の運動も取り入れます。
仰向けに寝て、両足をまっすぐに伸ばして、足首から先をそのまま上に上げて
15センチを目安に止めて下さい。そのままの姿勢で30秒ほど、不慣れなうちは
その半分の15秒ほどで構いませんので、足を上げたら15‐30秒制止するという
動作を1分間隔ぐらいのペースで、1日5回程度繰り返して下さい。
足を制止させるというのは、普段から運動不足だと簡単なようで厳しいです。
特に運動不足を自覚している場合は、足を上げる前に足を前後に開いて屈伸を
してアキレス腱を伸ばす準備運動をしないと、足が攣ることもあります。
足が攣るとふくらはぎの筋肉が痛むので、膣トレどころではなくなりますから
軽い運動だからと甘く見ないで、準備運動として柔軟体操をするとダイエット
効果も出て、理想の体作りに一歩近づくことが出来ると思います。
ここまでを順調にクリア出来たら、次は膣トレ用の器具を使ってみましょう。
一般の健康器具販売店では購入できませんが、AmazonとかQoo10などのネット
通販サイトでは普通にインナーボールを売っています。
Qoo10は女性ユーザーが多いので、女性の下半身を鍛えるのに必要な器具の種類
が多く、配送も個人名を使用したり、外装も一般的な美容器具や化粧品類の箱
に似せているので、通販利用でも恥ずかしいような思いはしなくて良いです。
インナーボールは、膣内に挿入するタイプの膣トレ器具で、バイブレーターや
ローターのように振動したりはしません。いわゆるオナニーのために使われる
アダルトグッズとは違いますので、インナーボールを膣内に挿入したらボール
を入れた状態で肛門を締めたり緩めたり、また、寝転んで伸ばした足を閉じて
ルーティンのトレーニングと併用することで、効果が高まります。
日々の小さな努力が膣の老化を遅らせて、40歳以降に訪れるとされている女性
がもっともセックスで快感を得られる時期を快適に過ごすことが出来るという
見方があることから、膣トレに関心を寄せる女性は多いようです。
日本人の場合は、実際の個人的な欲望には目を瞑り、年齢を重ねてセックスを
するのは恥ずかしいと考える風潮がいまだにありますが、女性の性欲のピーク
は実は40代以降からだというのが、最新の性に関する研究結果として示されて
いますので、恥ずかしいなんて感じることはありません。
欲望に素直に生きることが自分自身を大切にすることに繋がりますからね。
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