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F1-grand prix 2023年・第7戦 モナコGP [モータースポーツ]

モナコGPは旅行先で情報を追っていたので、リアルタイムでの記事はないため
結果から思ったことだけを書くようにします。

まず、Q3で角田裕毅が9番手に入ったことを評価したいです。
今年のアルファタウリのマシンは決して優れているわけではなく、どちらかと
言えば、失敗作(現時点では)に該当すると思います。




チーム代表のフランツ・トストが、今年の序盤でエンジニアを更迭したぐらい
今年のマシンは出来が悪いのですが、角田裕毅はミッドフィールドで踏ん張り
10位、11位でポイントを獲得して、二年後のセルジオ・ペレスの契約満了後
にはレッドブル昇格の話が出るぐらいに評価は高まっていますが、あのマシン
でモナコでQ3進出は考えていなかったので、角田裕毅のドライビングスキルは
確実に向上しているのだと思います。


残念ながら決勝では雨中のレースで、ブレーキ問題が再発して思うように走行
出来なかったことから、15位で完走するという結果に終わりましたが、次走の
バルセロナでは、マシンのアップグレード効果もあると見ています。

さて、決勝の結果ですが、ポイントの上積みが期待された角田裕毅は前述した
ように15位でしたが、ニック・デ・フリースが初めて、決勝で角田裕毅よりも
上位の順位で完走しました。



開幕後のクラッシュや成績の悪さから、まだ7戦目(事実上は6戦目)の段階で
アルファタウリというよりは、レッドブルが、ニック・デ・フリースの解雇を
確定しているという話が出てきているので、今回の12位(入賞は出来なかった
ものの)で、少しはニック・デ・フリースの周囲のざわつきは、抑えられると
良いのですが、まだまだ足りないのかな。

優勝は、ポールポジションからスタートした、マックス・フェルスタッペンで
今季4勝目になり、2番手から執拗にアタックしたフェルナンド・アロンソが
2着、3着にはアルピーヌのエステバン・オコンが入って、ずっとレッドブルの
1-2だった決勝レースで、久しぶりにレッドブルとアストンマーティンによる
表彰台独占とは違った結果になりました。



1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
3.エステバン・オコン(アルピーヌ)
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
8.カルロス・サインツ(フェラーリ)
9.ランド・ノリス(マクラーレン)
10.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
11.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
12.ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
13.周冠宇(アルファロメオ)
14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
15.角田裕毅(アルファタウリ)
16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
17.セルジオ・ペレス(レッドブル)
18.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
リタイヤ:ケビン・マグヌッセン(ハース)
リタイヤ:ランス・ストロール(アストンマーティン)



セルジオ・ペレスは予選でクラッシュしたために、決勝のスタートは最後尾
決勝レースではランス・ストロール、ケビン・マグヌッセンと接触したために
順位を上げるのにも苦労して、結果としては16位でゴールになり、レッドブル
に移籍後、最悪レベルの結果に終わりました。



あくまでも噂ですが、2025年からはメルセデスに移籍するという話も出ている
セルジオ・ペレスなので、今回の結果を受けて、再来年の移籍話が本格化する
ことになるかも知れませんね。


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hana2023

こんばんは。
自動車レースについて全く理解をしていませんので・・・的外れなコメントとなるかもしれませんけど。
モナコGPならぬ、フランス・ル・マン郊外で開催される「ル・マン24時間レース」を舞台にした故スティーブ・マックイーン主演作「栄光のルマン」は、こんな私でも退屈することなく面白く観た映画でした。
本格カーレース映画の名作は商業的には大敗。しかし我が日本では大ヒットを記録した一作でした。
by hana2023 (2023-06-04 00:14) 

suzuran

hana2023さん:
コメントありがとうございます。

レースをテーマにした映画は意外に多いように思います。
「モナコGP」「ル・マン24時間耐久レース」「インディ500」が世界の
三大レースとされているので、それに関連するF1、WEC、INDY-carに
人気が集まり、特に最近はアメリカでF1の人気が盛り上がっているので
NetflixでもF1をテーマにしたドキュメンタリーや、故アイルトン・セナ
の映画の視聴回数が増えているみたいです。

ル・マンは24時間なので映画の題材としても、盛り上がる部分があって
元々がカーマニアのスティーブ・マックイーンが自身の映画製作会社で
製作した作品なだけに、思い入れがあった作品だと思います。
by suzuran (2023-06-04 10:17) 

青い森のヨッチン

流石のペレスもモナコでこの予選順位ではもうどうしようもなかったですね
チームとしてはポイント圏内だつらくじてんでPUマイレージを稼ぐためにもリタイヤさせたかったのかも・・ただ本人は許さないだろうなぁ
角田はもうちょっとまともなマシンに乗れたらどうだろうかと期待しちいますね
昨年同様に雨が左右したレースでした。
なんかアルピーヌも上向きですね
by 青い森のヨッチン (2023-06-04 13:58) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

モナコでのセルジオ・ペレスは、ちょっと違う感じがしました。
順位に対するこだわりというかポイントランキングを意識して1ポイント
でも持ち帰りたいという意識が強く出過ぎたような気がします。
チームからもワールドチャンピオンよりも、まずは目先のことに集中を
というようなコメントが出ていました。

アルファタウリの23年型マシンは、やはり失敗作な気がします。
エンジニアが更迭されるぐらいなので、角田裕毅にはちょっと残念な
シーズンになるかも知れませんが、不出来なマシンでポイントを獲得し
スペインでも攻めてましたから、来年のシートが無くなることはないと
思います。2026年のアストンマーティンでのシートを目指して、今は
我慢の時だと言えるかもしれませんね。

by suzuran (2023-06-05 00:38) 

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