2023年・韓国(全州・ソウル)旅のお話 -12 [トラベル]
いうことはありませんでしたが、実質的に最後の日(帰ったのは翌日でしたが
朝から空港に行ったので、旅行としては土曜日が最後でした)になった土曜日
に明洞まで出かけて、三代続くので有名な冷麺を食べてきました。
明洞咸興麺屋の創業者は北朝鮮の咸興出身で、冷麺は牛骨スープの平壌冷麺と
コチュジャンを混ぜてスープのない咸興冷麺があります。
基本的には、スープのある平壌冷麺(水冷麺)の注文が多いのですが、今回は
辛い咸興冷麺を頼みました。
極細の麺(薩摩芋の澱粉100%)をテーブルの上に持ってきた後で、はさみで
適当に切り分けて、提供されます。
別名ビビン冷麺という名前の通りにせっせと混ぜ合わせていただきます。
見た目では口の中から火が出そうに見えますが、実際に食べると見た目の印象
ほどは辛くなくて美味しいです。
冷麺だけでなく餃子も美味しいので頼みました。
食事を済ませて、明洞でお土産用のマスクシート、ハンドクリームを調達して
家で留守番をしているミニダックスのおもちゃを買って、今夜の宿泊先の雲西
にあるデイズホテルアンドスイーツ仁川エアポートへ向かって移動開始。
仁川国際空港発が9:45なのでソウルから移動すると早朝から活動開始、という
ことになりますが、雲西からなら電車で数分、ホテルの料金もソウル市内より
かなり安いので、朝に帰る帰国の前日は雲西に泊まります。
空港鉄道の各駅停車は時間がかかるので、一旦は空港特急で空港まで向かって
その後、戻ることにしましたが、それには理由があって、空港から無料電車で
パラダイスシティに行ってみようと思ったからでしたがポツポツと雨が降って
お天気が崩れ気味ということで、空港から二つ戻ってホテルに行きました。
ホテルの近くにはロッテマート(日曜休業なので要注意)があり、韓国海苔や
ラーメンなどのばら撒きお土産や自分用の食材調達に便利です。
一通り買い物をして、夕食の時間になったのでテジカルビを食べに近くのお店
まで歩きました。(まだポツポツと雨が降っていましたが、食事後にホテルに
帰る頃には止んでいました)
焼肉店では、一人で行っても二人分を注文するのが原則なので、テジカルビを
二人前注文しましたが、一人前が300gなのでボリュームがありました。
おかずは相変わらず盛大に並びます。
あまり他の店では見たことのないウズラの卵の煮たものやソーセージを焼いた
ものなど、そして白菜キムチ、キュウリのキムチ、ポテトサラダは超定番。
ここは老夫婦が経営していて、お爺さんが社長さん(地元のお客さんに社長と
呼ばれていました)で、他店のように肉を切ってはくれませんでしたが、自分
のペースで、はさみで肉を切って焼くのも悪くありません。
焼けた肉を食べて、焼けた骨を手でつかんで骨に付いた肉をかじるのが、一番
美味しいと初めて韓国に行った時に、チャーターしたドライバーさんに教えて
もらいました。(本当は韓牛のカルビが一番らしいですけどね)
広くはありませんが、機能的な部屋に戻って荷物の整理をして寝ました。
なお、このホテルは部屋にキッチンがあり、食器も調理器具も揃っているので
簡単な料理なら問題なく出来ますし、洗濯機もあります。
今回は一泊だけだったので、料理まではしませんでしたが、雲西を拠点にして
仁川や松島などを観光するのなら、ロッテマートで食材(手軽な調味料セット
などもあるので料理は簡単です)を買って料理を作るのも良いかもね。
二時間前には空港に着くように、7時には起きて支度をして空港へ移動。
半年前はチェックインはスムーズでも、出国審査に1時間以上かかりましたが
韓国への観光客の増加に伴い、出国窓口はほぼ全て開いていたのでとても早く
セキュリティチェックまで完了し、空港内の写真を撮る余裕も出来ました。
帰国便のジンエアー、B777-200
大韓航空の子会社なので、大韓航空の使用機材を転用していると思います。
最後列の3列の窓側の席は2席の配置なので、真ん中に座る窮屈感を感じずに
済みますので、予約の際にはお勧めです。
前方座席に座っても、入国審査は大混雑なので大差ないです。
見たことのない航空会社のマーキング。
機種はB-787なので、そんなに小さな航空会社でもないと思いますが、国旗も
無かったので航空会社が分かりませんでした。
日本では貨物機でも、あまり見る機会が無くなったB-747
エンジンの後方がB-787のようにギザギザになっているのでB747-8かな。
なんて感じで、飛行機を見ているうちに、搭乗時間になり五日間の韓国旅行は
終わりました。写真を150枚使いましたが、まだ取り切れていなかったな、と
いうのが実感です。次に行く時はもっといろいろな風景を切り取ってこようと
思いますが、次に行けるのは夏以降かな。
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