SSブログ

ゲイリー・ロッシントンが逝去 [訃報・追悼]

名曲「フリーバード」で知られる、サザンロックのレーナード・スキナードの
唯一のオリジナルメンバーだったゲイリー・ロッシントンが亡くなりました。
3月5日、71歳でしたが死因は発表されていません。


墜落事故に遭う、三か月前のライブ映像です。

ロニー・ヴァン・ザントが、リードボーカルとして活動していた頃に来日公演
もしていますが、新しいアルバム「ストリートサバイバーズ」の発売を控えて
人気のピークだった1977年に移動のためにチャーターした飛行機が沼地に墜落
して、ロニー・ヴァン・ザント、ギタリストのスティーヴ・ゲインズ、さらに
スティーヴ・ゲインズの姉でバック・シンガーのキャシー・ゲインズの三人が
亡くなるという事故に遭い、その他のメンバーも骨折などにより心身に大きな
傷を負ったことにより事実上の解散状態になりました。


生き残ったメンバーは、アレン・コリンズ、ゲイリー・ロッシントンを中心に
ロッシントン・コリンズバンドとして活動を再開、さらに1987年に亡くなった
ロニー・ヴァン・ザントの弟、ジョニー・ヴァン・ザントをメインボーカルと
して迎え入れ、レーナード・スキナードとしての活動を再開させていました。

2006年にはロックの殿堂入りを果たし、トリプルリードギターの大所帯バンド
(デビュー時からトリプルリードギターは変わっていません。)定期的に全米
ツアーを実施していましたが、2018年にツアーに「farewell=さようなら」の
タイトルがつき解散を示唆していましたが、2019年にゲイリー・ロッシントン
が心臓手術を受けたためツアーを中断・延期しました。



2021年にはツアーを再開し、ゲイリー・ロッシントンも参加していましたが
再び、緊急の心臓手術を受けたため、ゲイリー・ロッシントンは不在のままで
ツアーが続けられましたが、タイトルから「farewell」が抜けて、2023年以降
ゲイリー・ロッシントンの復帰が発表されていましたが、復帰することはなく
天国に召されたということです。



飛行機の墜落、交通事故、癌や心臓発作などにより順次、見送ってきた苦楽を
共にしてきた盟友たちと天国で再会して「フリーバード」を始めとした音楽を
奏でていることだと思っています。


nice!(86)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 86

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved