2023年・プレシーズンテスト バーレーン2日目 [モータースポーツ]
のはフェラーリのカルロス・サインツでした。
初日のトップタイムを出したマックス・フェルスタッペンは、2日目はお休み
ということで、セルジオ・ペレスがマシンの感触を確かめる日でした。
カルロス・サインツは、70周を走行して1分32秒486のタイムを出して前日に
トップだったマックス・フェルスタッペンのタイムを抜きました。
実際にタイムアタックをしているわけではないので、トップタイムと言っても
去年の予選でポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールの時計よりは
約2秒遅いタイムになっています。
大体、毎年誰かがマシンを壊しているような気がしますが、今年はクラッシュ
するドライバーがいませんからね、マシンの完成度が高いのか、あまり無理を
しないようにしているのかはわかりませんが、事故が無いのは良いことです。
今回、合同テストに参加していないアストンマーティンのランス・ストロール
ですが、シーズン前に怪我をしたと報道されていましたが、少し詳しい内容が
出てきました。それによれば自転車でトレーニングをしていた際に、両手首を
骨折したもので、3月3日から始まるバーレーンGPでレースに復帰することは
かなり無理があるような感じです。
自分の父親がチームオーナーなので、解雇される心配はないでしょうが普通に
考えたら、開幕直前に怪我をして本番に出られないようなドライバーは契約が
打ち切られても仕方ないんじゃないのか?と思いました。
が、それはともかく、やはりフェルナンド・アロンソが加入したチームは運が
悪いと言うか、昨日の合同テストでもマシンの不具合によって走行する時間が
短かくなるトラブルがアストンマーティンだけに起きています。
世の中には目に見えることだけでは説明のつかない何かがあるということかも
知れないのですが、リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチの立場から
すれば、バーレーンGPへの出走は自分をアピールするのに千載一遇のチャンス
と言えるかと思いますので、意外な好成績を収めるも知れません。
角田裕毅は午前の部、最下位のタイムで終わりました。
まだ現時点ではあくまでもテストですが、ヘルムート・マルコはより上積みを
期待しているようですからね、共にレースを戦ってきたピエール・ガスリーに
少しでも近付かないと来年以降の契約更改が厳しくなりそうです。
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