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ジェフ・ベックさんが細菌性髄膜炎で死去 [訃報・追悼]

対象者が固定されている訳でなく、ロックファンのそれぞれに該当する三人が
違う可能性が高いので、世界三大ギタリストという表現はあえて避けるように
しますが、現在の最高レベルのギター奏者の一人であることは間違いない事実
だと思っているジェフ・ベックさんが細菌性髄膜炎で死去しました。
(以降、敬称略)



細菌性髄膜炎という病気は脳や脊髄を覆っている髄膜という部分に起きる炎症
の原因が細菌による場合の病名で、肺炎球菌、インフルエンザ菌による発症例
が多いとされていますが、肺炎球菌、インフルエンザ菌、髄膜炎金の場合には
それぞれの菌の名前が付けられるので、細菌性髄膜炎とされている場合は三つ
の原因菌以外の場合なので、ジェフ・ベックが感染したのは、その他の細菌と
いうことになります。


幼児や高齢者など抵抗力の弱い人が感染しやすく、感染すると進行が速いため
病名の確定、原因菌の特定に時間をかけていると手遅れになる病気です。
菌を特定できれば抗菌薬を投与できますが、検査に時間がかかる場合は感染の
疑いがある時点で、抗菌薬による治療を開始する場合もあります。

髄膜は直接、脳に影響するため治療の遅れは致命的、特に高齢で体調を崩した
人の場合は意識障害やけいれん、手足の麻痺などの症状が早い段階で出るので
コロナウイルスのように様子を見ていたら助けることが出来なくなります。

ジェフ・ベックがデビューしたのは、1965年にエリック・クラプトンが脱退
した後のヤードバーズからで、後にレッドツェッペリンを結成したギタリスト
ジミー・ペイジとツインギターで演奏していましたが翌年には脱退。

ロッド・スチュワートをボーカルに迎えて、ジェフベックグループとして活動
その後も数回の再編や新たなバンドの立ち上げをした後は、ソロとして活動し
日本でも16回の国内ツアーをしています。

デビュー以降、関わった人としては、ジミー・ペイジ、ロッド・スチュワート
ロン・ウッド、エインズレー・ダンバー、コージー・パウエルなど、その後も
いろんなグループで演奏している人が多くいますので、ロックミュージックの
世界のみならず、音楽関係者なら誰でも知っている有名人だと思います。



個人的にはファンと言えるような関わり方はしていないので、音楽スタイルや
代表曲についても詳しくはありませんが、ジミーペイジのレッドツェッペリン
やロッド・スチュワートの経歴を読んだりすると、ジェフ・ベックとの関係が
書かれているので、興味を持っていたのは確かです。



エリック・クラプトンとかジミーペイジ、リッチー・ブラックモア、カルロス
・サンタナ、スティーブ・ハウなど、ギタリストのレジェンドと呼ばれる人達
の多くが存命ですが、皆さん、70歳は既に超えて80歳に近い人ばかりなので
これからもあまり良くないニュースを聞くことが多くなりそうです。

残念ですが、時の流れは止められませんからね。仕方ないことですね。


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