ソウル 2022年・秋 -1

2019年以来、約三年ぶりに9月にマニラに行きましたが、今度はソウルです。
三年間、ずっとマイルを貯めていたので、特典航空券で行くことが出来ますが
燃油サーチャージは別扱いなので、ソウルまで空港使用料を含めて15,000円程
かかりました。（コロナ禍の初期には需要の減退で燃油サーチャージは無料に
なったこともありますが、事実上、出国は規制されていたので一番安かった時
には海外に行くことは出来ませんでした。）


説明すると長くなるので、ちょっと古いバージョンですが動画を貼っておきます。

11月1日からは正式にビザ（査証）は免除になりましたが、入国希望者の事前
登録制のような制度になり、K-ETAの登録と、検疫のためにQ-CODEの登録が
必須になりましたので、登録さえしてしまえば楽に入国は出来ますが、不慣れ
な人には、ちょっと面倒と感じる部分があるかも知れません。

日本航空は中部国際空港からのソウル便は無いために、直接行けば約2時間の
ソウルに行くために、まず羽田空港に移動して、羽田空港から金浦空港までと
いう遠回りルートで行くしかありません、さらに羽田空港での乗り継ぎ時間は
7時間でしたから、半日は潰れましたが無料ですから仕方ないです。

中部国際空港から羽田空港までは、日本航空の国内線で移動です。
羽田空港について、空港の中で時間潰しをしようにもソウルに着く前にお金を
使ってしまうわけにも行きませんから、国際線ターミナルで飛行機を見ている
という飛行機好きなので可能な方法で時間を過ごしました。



スカイマークのポケモンジェットが誘導路を通過して行きました。
何十年か前の全日空のポケモンジェットが出たばかりの頃に、名古屋空港発の
福岡行きを予約して、家族で福岡に行ったことを思い出しました。
そうやって考えるとピカチュウの人気は長続きしているのですね。



まだ運航便が少なくて、待っていてもなかなか飛行機が飛来しないセントレア
と比べるのもなんですが、羽田空港は常に飛行機が行き来していて、いくつに
なってもワクワクする光景が広がっていました。

羽田空港を初めて見たのは中学生の時の修学旅行で、まだパンアメリカン航空
とかフライングタイガーとか、今はもう倒産している航空会社の機体やすでに
日本では見られないアエロフロートのイリューシンIL-62など、伝説的な機体
を見ていたのが45年前のことですからね、時間が経つのは早いです。



一番手前をB777-300、その向うをB-787、さらに向こうをB-767-300が移動
している様子を見て、羽田空港がメインの人には珍しくもない光景でしょうが
偶にしか来ることのない人にとっては貴重な場面を見られて良かったです。

この後、111番スポットにB-767-300のウイングレット装着仕様の機体が到着
して、その期待でソウルへと飛び立ちました。

約2時間ですので沖縄に行くよりも時間は短いのですが、一応国際線ですから
軽食が出て、希望すればビールも飲めますが空港から鉄道利用で市内まで移動
するつもりだったので、ほろ酔いで電車の方向を間違えたりしたら疲れるので
オレンジジュースを飲んで映画を観ようとしましたが、なんと機内エンタメの
システムが動作不良で動きませんでしたので、仕方なく寝ました。

金浦空港はさすがに古い空港なので、仁川国際空港のような華やかさはなくて
ちょっと薄暗い感じでしたが、さらに地下鉄までが遠いですね。
市街地まで20キロぐらいで近いのですが、まだ空港バスは運休中で地下鉄利用
かタクシー利用しかないので、利便性で言えば仁川国際空港の方が空港鉄道に
接続しているので時間はかかりますが移動は楽な感じがしました。

宿泊したのは「相鉄フレッサイン明洞」名前の通りの日系ホテルです。
地下鉄の明洞（ミョンドン）からも、乙支路（ウルチロ）からも近くて便利な
場所にあるので、12月の料金を見たら三泊で8万円でしたが、韓国のビザ免除
を見越して早くから予約していたので、三泊で3万円で宿泊できました。

入国してから地下鉄駅まで歩く途中で、韓流スターのような長身のイケメンの
お兄さんが親切に道を教えてくれたりして、フィリピンの殺伐とした雰囲気と
比べるのもどうかと思いますが、韓国の人は親切で優しいです。

地下鉄の道中のことを書いていると長くなるので、まずは明洞の中心まで到着
するまでの話をして一回目は終わりにします。



コロナ禍で寂れたと言われる明洞ですが、普通に賑わっていました。

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