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2022年・F1-GP第13戦 ハンガリーGP 決勝 [モータースポーツ]

前半戦最後のレースのハンガリーGPは、もしかしたら今年初めてメルセデスの
ルイス・ハミルトンか、ジョージ・ラッセルが優勝するのでは?なんてことを
思いましたが、結果としてマックス・フェルスタッペンが優勝し、今シーズン
8勝目(13戦8勝)を挙げました。




ほとんどのドライバーがミディアムでスタートしたレースで、ソフトを選択し
タイヤ戦略が的中したのが勝因の一つだとされていますが、オーバーテイクの
難しいハンガロリンクで10位から優勝したのは、マックス・フェルスタッペン
が好調であること、そして予選で潰れそうだったパワーユニットを早々に交換
することを決断したチームの判断力も大きかったと思います。


それでも10番手のマックス・フェルスタッペン、11番手のセルジオ・ペレスは
5位、6位でフィニッシュ出来ればとチームは考えていたみたいなので、想定を
大きく超えた結果を出すことが出来たわけですね。



今回の勝利でマックス・フェルスタッペンのポイントは258P
二番目のシャルル・ルクレールは178Pと80Pの差が開いたので、あくまでも例
としてですが、シャルル・ルクレールが3連勝したとして、その間、3レースで
マックス・フェルスタッペンがノーポイントだったとしても、5Pの差があって
シャルル・ルクレールは1位にはなれません。

三番目のセルジオ・ペレスが173Pで、シャルル・ルクレールを追い詰めつつ
ありますから、後半戦も同じペースで勝てればドライバーズポイントで1位と
2位を独占し、コンストラクターズポイントでも1位になって完全優勝を決める
ことが出来そうな感じになっています。

1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
4.カルロス・サインツ(フェラーリ)
5.セルジオ・ペレス(レッドブル)
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7.ランド・ノリス(マクラーレン)
8.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
10.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)



2位以下では2位、3位がメルセデスの二人で、夏休み前に復権の糸口が見えて
きた感触があるかも知れませんね。
今シーズン、もっとも完成度が高いと評価されているフェラーリですが、運が
悪いのか、マシンの性能は良いけれど信頼性が低いのか、なかなか勝てない日
が続いていますよね。マックス・フェルスタッペンの順位を脅かさない程度に
シャルル・ルクレールには勝って欲しいんですけどね。



レース後の発表にはなりましたが、セバスチャン・ベッテルが引退した後釜に
アルピーヌからフェルナンド・アロンソが移籍するようです。

マシンのパフォーマンスはアルピーヌの方が上だと思いますが、アロンソ的な
見方では、2023年からのアストンマーティンは優勝を狙えるらしいです。
本当に優勝したいのならば、アルピーヌに残れば良かったのでは?と思うので
そうならなかった理由は、夏休み明けまでに来年のチーム体制を整えることを
計画しているアルピーヌ側から、来年の契約をするつもりはないとはっきりと
言われたんじゃないのかな?と推測します。

そこで、フェルナンド・アロンソの獲得を考えていた、アストンマーティンの
オーナーのローレンス・ストロールが、セバスチャン・ベッテルが引退を発表
したタイミングに合わせて、フェルナンド・アロンソに声をかけたのが唐突の
移籍発表の理由だったのではないかと思っています。


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青い森のヨッチン

良いクルマを作ったのにチームとしてのフェラーリの限界を見たような気がするレースでした。
数年の間の負け癖が染みついてしまったのか?
ペレス梯子の最後の追い上げをVSCに邪魔されましたね、2戦連続ツキもないなぁ
by 青い森のヨッチン (2022-08-02 22:12) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

シャルル・ルクレールが気の毒です。
タイヤ戦略など、メルセデスとレッドブルが頂上決戦を続けている間に
フェラーリの跳ね馬は蹄鉄を落としてしまったみたいですね。
セバスチャン・ベッテルが、チームの雰囲気に嫌気がさして勝ち目が
なくてもアストンマーティンに移籍した理由が垣間見える気がします。

by suzuran (2022-08-02 23:21) 

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