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2022年・F1-GP第11戦 オーストリアGP 決勝 [モータースポーツ]

オーストリアGPの決勝結果は、ポールポジションからスタートしたレッドブル
のマックス・フェルスタッペンがそのまま1着と言いたいところですが、最近
運が悪かったシャルル・ルクレールが、マックス・フェルスタッペンを計3回
オーバーテイクして優勝を決めました。




マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが1着争いをすると、当人
よりもトト・ヴォルフとクリスチャン・ホーナーの舌戦が目立つぐらいですが
マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの競り合いは、レース後
に非難の応酬がないクリーンな闘いなので、見ていて爽やかで良いです。




シャルル・ルクレールは各コーナーでも的確な走りを披露して、レース後半に
小さなマシントラブル(スロットルが完全に戻らない)が発生したものの最後
までマックス・フェルスタッペンにリードを縮められることなく優勝した上に
3位にはルイス・ハミルトンが入って、シーズン当初に予想されたフェラーリ
メルセデス、レッドブル/HRCの三台による競り合いが演じられて、後半戦は
三つのチームのバトルで盛り上がりそうです。

スプリントレースで5位まで躍進して、決勝での表彰台の期待が高まっていた
セルジオ・ペレスは、メルセデスのジョージ・ラッセルとの接触でリタイアと
いう結果になり、とても残念です。



ジョージ・ラッセルは、ペレスとの接触でペナルティを受けて苛立ったという
コメントをしていますが、ペレスのマシンはリタイアするほどの損傷があると
いうことで、そもそも接触したジョージ・ラッセルに非があったということは
ペナルティを受けていることからも明らかなわけですから、なんかちょっとね
ジョージ・ラッセルというドライバーは好きになれません。

前回優勝したカルロス・サインツは快調にトップグループを追走し、エンジン
の調子もよさそうだったので、シャルル・ルクレールに続いて2着が見えたと
思いますが、56周目にエンジンから出火して、無念のリタイアでした。



車を停めたところが上り坂だったために、ジリジリとマシンが後退して脱出が
難しそうでしたが、無事に脱出してマシンは一時的に炎に包まれはしたものの
大きく燃え上がる前に鎮火しましたし、サインツに怪我が無かったのが一番の
幸いなことでした。

アルファタウリの二人は特に見せ場もなくピエール・ガスリーが15位に終わり
角田裕毅は17位でしたが、リタイアが三人いるので最下位ですね。
次のレースは二週間後ですから、それまでに態勢を立て直して、一桁の順位で
レースを終えられるようにしたいところです。

決勝結果:
1.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
5.エステバン・オコン(アルピーヌ)
6.ミック・シューマッハ(ハース)
7.ランド・ノリス(マクラーレン)
8.ケビン・マグヌッセン(ハース)
9.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
10.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
11.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
14.周冠宇(アルファロメオ)
15.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
16.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
17.角田裕毅(アルファタウリ)
リタイア.カルロス・サインツ(フェラーリ)
リタイア.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
リタイア.セルジオ・ペレス(レッドブル)


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