2022年・第89回日本ダービー 追記【結果】

5月29日、第89回日本ダービーが東京競馬場で開催されます。発走15:40
今週のオークスでは、大外枠からスタートした3番人気のスターズオンアース
が勝ち、10番人気のスタニングローズが2着に、4番人気のナミュールが3着に
入って3連単は、119,010円、馬連でも8,150円の配当になったことがあるのと
日曜日の予報が東京では32℃と高温になることで、レースにも影響が出そうな
雰囲気なので、高額馬券を目指して売り上げは昨対越えになりそうですね。



今年はウマ娘のブームも最高潮みたいな感じで、あの一日の観客数が100人位
の笠松競馬場が満員になるぐらいの盛り上がりぶりなので、ウマ娘からリアル
競馬に範囲を広げた人も日本ダービーには注目しているのではないかな。

現時点の1番人気は、武豊騎手騎乗のドウデュースですが、馬体重が6kg減を
ポジティブに受け取る人と、ネガティブに受け取る人がいるみたいですね。
父はハーツクライなので距離的な心配は全くないというか、皐月賞よりも適性
は合っているように思いますが、一つ心配なのは前走、前々走とも1番人気で
出走しましたが、2着、3着になっている点で、人の期待を裏切ることに楽しみ
を感じているんじゃないかという部分があるぐらいです。

2番人気はキタサンブラックの仔、イクイノックスで騎手はルメール騎手。
皐月賞では大外枠の18番でスタートして2着になる力を持っているので、今回
また大外枠からのスタートになりますが、ドウデュースと同じく距離の壁的な
ものはないと思うので、大きく崩れることは無いような気がします。

3番人気にはドウデュースと同じく、ハーツクライの血を引くダノンベルーガ
ジョッキーは川田騎手で、今回がまだデビュー4戦目という幼さというか若さ
（経験の少なさ）を逆に生かして、勝てる競馬が出来るジョッキーなので人気
が高めになっているのかなと思います。



そして皐月賞を勝ったジオグリフは4番人気で、新種牡馬のドレフォン産駒で
始めてGⅠに勝った馬であり、現時点での後継種牡馬になる存在ですが、まだ
引退には早過ぎますからね、これから日本ダービーを勝って、菊花賞を勝って
コントレイルに続いて三冠馬になれる資格があるのはジオグリフだけですから
福永騎手に期待がかかる反面、大きなプレッシャーも感じているのではないか
という見方をしていますが、皐月賞の時の5番人気と同じぐらいの支持の方が
気は楽になるのかなと思ったりします。本人の気持ちはわかりませんが…。



今年、デビューを控えるディープインパクトの直仔は、僅か6頭のみですから
もしかしたらディープインパクトが走る最後の日本ダービーになるのかな？と
いう部分もあって、父：ディープインパクトで、青葉賞で勝って出走権を獲り
現在5番人気のプラダリア【騎手：池添謙一】を推したいと思いますが、実績
で考えたら、どうなのかなという感じはあります。

武豊騎手をずっと支持している立場から表向きの予想をすると
1着　ドウデュース　2着　ジオグリフ　3着　イクイノックスという感じ。
それに対して感情的な予想だと（大きく外すことは間違いなさそうですが）
1着　プラダリア　2着　キラーアビリティ　3着　アスクビクターモア
のディープインパクトの仔馬の三点セットということにしておきます。

【結果】
1着　ドウデュース　　　　　武豊騎手　　　父：ハーツクライ
2着　イクイノックス　　　　ルメール騎手　父：キタサンブラック
3着　アスクビクターモア　　田辺裕信騎手　父：ディープインパクト



今回の優勝で武豊騎手は日本ダービー6勝目になります。
1勝目=スペシャルウィーク、以後、アドマイヤベガ、タニノギムレットで勝ち
ディープインパクトで牡馬三冠、ディープインパクトの仔のキズナで5勝目を
挙げて、サンデーサイレンス系ではドウデュースで５勝目になります。
※タニノギムレットは、牡馬三冠馬のナリタブライアン（南井克己騎手）の父
　ブライアンズタイムの仔で、唯一の非サンデーサイレンスの仔でした。



シャフリヤール、コントレイル、ワグネリアンで3勝している福永祐一騎手が
現在の現役騎手では武豊騎手に次いで、多い勝利数なので、日本ダービー6勝
という記録は今後、何十年も更新されないかも知れません。

予想の中では三頭とも馬名は出たんですけどね、書いたとおりの馬券であれば
外れ馬券ということになります。予想屋として生きていくには的中率が低すぎ
だと思うので、もうちょっと的中率を上げるように研究します。

ただ、ディープインパクトの仔が3着以内に入る、という予想は当たったので
もう少し過去の戦績と血統を読み解けば、的中率は上がるかな。

タグ：武豊 日本ダービー プラダリア イクイノックス ドウデュース