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インディ500・佐藤琢磨の予選結果 [モータースポーツ]

三日間行われたインディ500のプラクティスで、3回ともトップタイムだった
佐藤琢磨は土曜日の予選1回目は12位でした。



F1の場合、予選は1日に3回実施なのに対し、インディ500は2日で2回です。
F1の予選には20台がタイムアタックをするQ1で、16位から20位が予選敗退と
なり、Q2では15台が参加してタイムアタックをして11位から15位が脱落して
Q3まで進むのは10台のみになり、この10台の中からトップタイムを記録した
ドライバーがポールポジションを獲得します。


それに対して、インディ500の予選は1回目に33台が順次(出走順序は事前に
決まっているため、コースを走るのは一人だけ)コースを周回して連続4周の
平均スピードで順位を決めます。

F1のように1回のタイムアタックで好タイムが出たら、そのタイムがベストと
して扱われるのではなく、連続4周なので5周走って1周目と5週目に最高速度を
出したとしても、1周目から4周目か、2周目から5周目の平均スピードなので
2周目、3周目で速度が下がったら平均スピードは下がってしまいます。

気温が高く路面コンディションがあまり良くない状況で、突風が吹く天候の中
佐藤琢磨は3周目と4周目で速度が低下したために12位で予選終了でした。
ちなみに同じチームのデイビット・マルカスは2番手でした。

ただ、12位までの予選通過者は日曜日の2回目の予選で、再び4周以上を周回
した上で、連続4周の平均速度で順位を決め、6位までのドライバーはもう一度
最終予選の「FAST6」で、スタートポジションを決めます。



7-12位は2回目の予選で順位が確定し、6位以上のドライバーの「FAST6」で
最速だったドライバーがポールポジションと賞金10万ドルを獲得します。
ポールポジションを獲得すると約1,300万円が手に入るというのがF1との違い
として大きいのかも知れません。

それはともかく、12位以内に入った佐藤琢磨は、2回目の予選に進みましたが
4周の平均速度が231.67mph(km/hの時速換算で370.67km/h)という結果
で、10番手スタートが確定しました。



ちなみに、ポールポジションを獲得したスコット・ディクソンの4周平均速度
は234.046mph(374.47km/h)で、そのスピードで目が付いていけることが
凄いと思いますが、佐藤琢磨は45歳ですからね、45歳で370km/hで走る車を
コントロール出来るというのも、これまたとんでもなく凄いなと思います。

とは言うものの、本音の部分ではオーバルコースを200周するインディ500は
単調なのでスタートからゴールまで観続ける忍耐力はありませんので、全体を
まとめたハイライトを観ようと思います。

決勝は、来週5月29日に行われます。佐藤琢磨が優勝できると良いな。


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