ヴィクトリアマイル【JRA GⅠ】 2022年 結果・追記あり

4月15日はJRAのGⅠレース「ヴィクトリアマイル」が開催されます。
マイルですから1600mの牝馬4歳以上限定のレースです。
牝馬限定とは言いながら、最近は牝馬が宝塚記念や天皇賞・秋、有馬記念など
牡馬と一緒のレースでも勝つ例が多いので、レベルは高いです。



特に今回は三冠牝馬のデアリングタクト、二戦続けてダートに挑戦して、芝に
復帰したソダシ（実は芝の1600mでは負けなし）、ＧⅠは1勝だけですが重賞
３勝2着5回と馬券にはしっかり絡んでいるレシステンシア、秋華賞の2000ｍ
と東京新聞杯の1600ｍで善戦しているファインルージュ、金鯱賞、大阪杯と
2着が続いているものの1番人気に支持されているレイパパレなど、実力上位の
牝馬の古馬はこのレースを目標に仕上げてきています。

去年秋華賞を勝ったアカイトリノムスメが、骨折が判明して5月12日付で引退
していますので、もしも怪我をすることがなければ、このレースにも出走して
人気を集めていたかも知れませんが、父：ディープインパクト、母：アパパネ
の超良血馬なので、骨折を治してレースに出て大怪我をして、さらに優秀な仔
に世代を繋ぐことが出来なくなるのは残念過ぎるので、早めに引退して、母と
しての活躍を期待されているのでしょう。



そんなわけで、1番人気はレイパパレ【父：ディープインパクト】
2番人気はソダシ【父：クロフネ】で、3番人気はソングライン【父：キズナ】
4番人気がファインルージュ【父：キズナ】と続き、5番人気になってようやく
デアリングタクト【父：エピファネイヤ】ということになっています。
香港でレースに出て、あまり芳しくない結果だったので人気が下がったかな。

毎度おなじみの武豊ジョッキ－の騎乗馬ですが、今回は元横浜DeNAの守護神
佐々木主浩さんが馬主のディヴーナで、前走の豊橋ステークスでは勝ちました
が、8戦4勝の戦績の割には大きなレースには初出走ということで、よく言えば
未知数の馬だと思います。（勝つ可能性の高い未知数ではありません）

父：モーリスは【GⅠ６勝】で、母：ヴィルシーナも【GⅠ2勝】の良血馬の上
ヴィルシーナのGⅠ2勝は、ヴィクトリアマイルを連勝していますから、その
血統が開花したら優勝する可能性もゼロではありませんが、人気は13番です。

今年は皐月賞では、木村哲也厩舎の馬が1-2着でしたから、運が上向きという
意味でファインルージュが優勝しそうな気がします。

結果については、追記という形で書くようにします。

【結果】
1着　ソダシ
2着　ファインルージュ
3着　レシステンシア



父がクロフネということで、ダート適性も考慮されてダートレースに出走して
いましたが、芝1,600ｍでは負けなしの実績馬ソダシが勝ちました。

2着のファインルージュは、馬自身の実力もあるでしょうし、ルメール騎手の
好騎乗もあり、（運を）持っている木村調教師の後押しもあるのかな。

3着のレシステンシアは昨年の6着よりも好走していますが、馬齢的に今年中に
引退かと思うので、ＧⅡのレースぐらいで上積みできると良いですね。
レシステンシアの父ダイワメジャーもマイルに強かったので、秋まで休養して
10/22の富士ステークス、11/20のマイルチャンピオンシップという感じなら
引退前の有終の美を飾ることが出来るのでは？なんて勝手に思っています。

今回も馬券を買っておけば当たったな、と思うレースでしたが、多分、実際に
買うと外れると思うので欲得抜きの方が冷静に考えられそうです。

タグ：レイパパレ デアリングタクト ファインルージュ ソダシ ヴィクトリアマイル