2022年 天皇賞・春の結果 [競馬]
気がしますが、天皇賞・春ではステイヤー血統(3000m以上の距離で、勝った
実績のある馬)が1着、2着に入る確率が高いので、昨年の菊花賞で勝っている
タイトルホルダーが1着、今年の阪神大賞典で勝っているディープボンドが2着
という結末に終わりました。
1番人気と2番人気が1-2着ですからね、馬連でも520円、3連単でも6,970円と
競馬をギャンブルの視点で見ている人には、今一つ盛り上がりにかける結果に
なったんじゃないでしょうか。
ゲートが開いてすぐに、川田騎手が騎乗するシルヴァーソニック(池江厩舎)
が落馬(馬が躓いた弾みで川田騎手が落下)したものの、シルヴァーソニック
は他馬と一緒にゴールを目指して走りました。
先頭に出たタイトルホルダーが淡々とマイペースで3200mを逃げ切って優勝。
ジョッキーが乗っていなくても、自らの闘争心で走ったシルヴァーソニックが
2着(騎手が乗っていないので記録上は競争中止)その後に、ディープボンド
がゴールして2着、3着はテーオーロイヤルということで、当日の人気順位では
テーオーロイヤルは4番人気でしたが、前売り前の予想人気順の三頭が順位は
入れ替わりがありましたが、3着までに入りました。
やっぱり天皇賞・春は実績馬が実績通りの結果を出すレースですね。
ということで、実績のないまま参戦した白毛馬ハヤヤッコくんは、武豊騎手が
騎乗したことで奇跡を信じた人が買ったのか11番人気でしたが、芝での実績は
ありませんからね、15着に終わりました。
なお、シルヴァーソニックはゴール後、外ラチを背面跳びのように、華麗?に
舞いましたが着地に失敗、背中から落ちて立ち上がろうとしましたが、パタッ
と動かなくなってしまったので、死んじゃったんじゃないのか?という場内の
声もありましたが、JRAの係員が集まってくると自分で立ち上がって、普通に
歩いていました。(恥ずかしかったから死んだフリしていたのでしょうか)
レース後の診察で川田騎手もシルヴァーソニックも擦り傷ていどの怪我だった
ということで、本当に良かったと思います。
優勝したタイトルホルダーの横山和生騎手は、父の横山典弘騎手、祖父の横山
富雄騎手に続いて、三代目の天皇賞・春制覇になります。
サラブレッドが血統を繋いでいくことから、ブラッドスポーツと呼ばれる競馬
ですが、騎手の場合も血統ってあるのでしょうかね。
政治家の役にも立たない世襲は不要ですが、競馬サークルで幼い頃から競走馬
に触れて育つのは、やっぱり一般家庭の子よりもセンスはあるのでしょうね。
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