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井上尚弥選手がタイトルを防衛 [スポーツ]

失礼なことを書きますが、今までの相手と比べてると少々役不足では?なんて
思っていたアラン・ディパエン選手(以下、敬称略)と、WBA、IBFの二つの
タイトルをかけて両国国技館で対戦した井上尚弥が、8R2分34秒でTKO勝ち
をしました。【WBAは6回目、IBFは4回目のタイトル防衛です】

naoya_WBA8.jpg

ヨーロッパとかアメリカの選手は派手な感じで、強そうに見えますがパンチが
ヒットすると意外に脆い場面があるのに比べると、タイやフィリピンの選手は
淡々と打ち合い、かなり強そうなパンチが当たっても、あまり表情に出ないと
いう部分があるので、弱そうに見えて打たれ強い選手がいたりしますが、今回
対戦したディパエンも、あまり表情に出ない感じでした。


今までの対戦選手が判定になったノニト・ドネア、11Rまで戦ったジェイソン
・マロニー以外は、長くて6R、ほとんどが1-3Rで決着が付いているのと比較
すると、手こずった印象は否めませんが、タイから来たアラン・ディパエンは
やはり打たれ強かったということなんじゃないのかなと思います。

ポイント的には、ほぼ全てのラウンドで優勢だったと思うので、判定試合でも
勝てたとは思いますが、やはりハードパンチが身上なので、すっきりとKOで
勝ちたかったでしょうね。

この試合に勝ったことで、次はいよいよ3団体統一、4団体統一へと動くことに
なると思いますが、WBOの正規チャンピオンであるジョンリール・カシメロは
前日計量をキャンセルして、ウイルス性胃腸炎を申告したことで試合が中止に
なりましたが、リミット超過を誤魔化すための詐病説が出たために、WBOは
診断書と医療記録の提出を義務付け、期日までに病気の証明が出来ない場合は
タイトルを剥奪するらしいので、対戦相手としては消えましたね。

以前から、井上尚弥を挑発するように暴言を吐いていたカシメロは、亀田興毅
と同じく口先だけのヘタレだったということなのでしょう。

ということで、双方が相手をリスペクトしていることからも、まず間違いなく
再戦が決まると思われるのが、ノニト・ドネアとのWBA、IBF、WBCの三つの
タイトルを賭けてのタイトルマッチですね。

場所などの詳細については、今後、双方のマネジメント会社が話し合いを始め
来年の春頃には日本国内かラスベガスか、フィリピンで試合が行われることに
なるんじゃないのかな。



ノニト・ドネアは先日の試合でも、試合終了の直後にKO負けをした相手の元へ
駆け寄り、何事か声をかけていましたが、ああいう相手を気遣う強いボクサー
であるノニト・ドネアは本当に立派なアスリートだと思いました。

井上尚弥とノニト・ドネアの強い選手同士の試合は、とても期待している反面
どちらが殴られても嫌なので、見たくないという気持ちもあります。複雑だ。


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