SSブログ

F1-grand prix 第22戦 アブダビGP 決勝 [モータースポーツ]

ホンダのドライバーの30年振りのワールドチャンピオン
マックス・フェルスタッペンの初めてのワールドチャンピオン
そして絶対王者のルイス・ハミルトンに勝ってのワールドチャンピオン
という大きな目標を持って挑んだ最終戦。




ポールポジションを獲得しながら、スタートからルイス・ハミルトンがリード
する展開になり、最大20秒以上の差をつけられたマックス・フェルスタッペン
が、セルジオ・ペレスの協力を得ながら追走していた53周目にウイリアムズの
ニコラス・ラティフィが単独事故を起こしたことで流れが変わりました。


事故後、セーフティカーが入ると当初は周回遅れのマシンを抜くことを禁ずる
という規則に反する指示が出て、ルイス・ハミルトンとの間に何台かのマシン
がありましたが、指示が変更になり周回遅れのマシンとセーフティカーの前に
出ることが出来たマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンの直後
から再スタートが可能になり(これは規則通りです)レースほ再開した後には
追撃の邪魔になるマシンはいなくなっていました。

セーフティカーが出た後、マックス・フェルスタッペンは、ハードタイヤから
ソフトタイヤに履き替えて戦いの準備を進めましたが、ルイス・ハミルトンは
消耗したハードタイヤで迎え撃つしかない状況になったため、レース再開後の
条件はマックス・フェルスタッペンに有利になっていました。

そしてレース再開後、摩耗してグリップ力の著しく低下したタイヤを庇いつつ
走るルイス・ハミルトンには、新品のソフトタイヤに履き替えて追撃してくる
マックス・フェルスタッペンを抑える余力はなく、8度目の優勝を飾ることは
出来ませんでしたが、最後までフェアな戦いをしました。



メルセデスのトト・ヴォルフは、セーフティカー導入後の裁定について抗議を
しましたが却下され、来年からメルセデスへと移籍するジョージ・ラッセルは
この裁定は受け入れられないとコメントしていますが、そもそも発端となった
事故を起こしたのは自分のチームメイトであるニコラス・ラティフィであって
その単独クラッシュがなければ、ほぼルイス・ハミルトンの優勝は確定だった
わけですから、受け入れるとか受け入れられない、という視点でのコメントは
的外れだと思います。(ルール上では、追い抜きは可能)



とにかく、マックス・フェルスタッペンがワールドチャンピオンになったのは
事実であり、来年からはホンダの技術を買い取ったレッドブルパワートレイン
でエンジンの開発を進めて行くことになりますので、今年の流れを引き継いで
二連覇を目指して欲しいです。



なお、お荷物扱いのような感じだったように見えていた角田裕樹ですが、今回
は4位に入賞して、表彰台まだあと一歩という実力を見せました。
2022年シーズンが楽しみですね。


nice!(33)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 33

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved