F1-grand prix 第21戦 サウジアラビアGP

マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの総合優勝争いが未決着と
いうスリリングな状況で、今年残されたレースは2戦のみ。

その1戦目となるサウジアラビアGPが、12月3日から12月5日にかけて、今年
新装されたジェッダ―サーキットで開催されます。



実際にレースを行うことが可能かどうか、予断を許さないと言われるぐらいに
完成が遅れたサーキットは、なんとか開催日までには完成しましたが、コース
以外の付帯設備については未完成の部分もあるという話なので、実際にマシン
を投入した際には、なんらかのトラブルが発生するかもしれないという懸念も
あるようで、少なくとも万全の状態ではないようです。

設計上は超高速サーキットになっていて、予想平均ラップスピードは252km/h
ということで、今年開催されたサーキットの中では最速のサーキットです。
コースが完全に整備されていないかも知れないので、想定通りの速さでラップ
を刻めるのかが一つの見所のように思いますが、危険性も指摘されているので
事故が起きないことが再重要でしょうね。

レース・スケジュールは以下の通りになっています。
12月3日
フリー走行1回目　22:30-23:30
フリー走行2回め　2:00-3:00

12月4日
フリー走行3回目　23:00-24:00
予選　2:00-3:00

12月5日
決勝戦　2:00-3:00
以上全て、日本時間での表記になっていますが、アラブ諸国のレースは日本が
真夜中の時間ばかりなので、リアルタイムで観るのは少々厳しいです。

このレースで、もしもマックス・フェルスタッペンが優勝した場合。
ポイントは376.5になりますので、最終戦のアブダビGP前に総合優勝を決める
ことが出来るのは、ルイス・ハミルトンが351ポイント以下の場合です。

ということは。現在343.5ポイントなので、7.5ポイント以下になったら逆転は
不可能ということになりますので、ルイス・ハミルトンが7位以下になったら
349.5でマックス・フェルスタッペンのワールドチャンピオンが確定します。
もしも、6位になったら351.5なので、最終戦でポイントが並ぶ可能性があり
マックス・フェルスタッペンのワールドチャンピオンは未確定です。

ということで、サウジアラビアで今年のチャンピオンが決まる可能性はかなり
低いというのが実際のところではないかと思います。

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こういう結果はスッキリしないので、こうならないようにして欲しいです。

ちなみにフリー走行一回目の順位は
1.　ルイス・ハミルトン（メルセデス）
2.　マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）
3.　バルテリ・ボッタス（メルセデス）
4.　ピエール・ガスリー（アルファタウリ・ホンダ）
5.　アントニオ・ジョビナッツィ（アルファロメオ）

ルイス・ハミルトンがトップタイムで、2番手がマックス・フェルスタッペン
ということで、相譲らずという感じが予選まで続きそうです。

タグ：サウジアラビアGP 高速サーキット マックス・フェルスタッペン ルイス・ハミルトン ワールドチャンピオン