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F1-grand prix 第18戦 メキシコGP フリー走行 [モータースポーツ]

年間20戦以上あるF1レースの中でも、特にホンダに有利とされているのが今週
開催されているメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスの
メキシコGPでのレースです。




他のどの場所で行われるレースよりも遥かに高地の、2,300メートルの標高で
実施されるレースは一般的な平野部と比べて約80%の酸素量のためエンジンの
燃焼効率が低下する他、空気が薄いためエアロパーツの効果が落ちて空力面の
影響も発生するために他のサーキットとは違ったセットアップが必要不可欠に
なるわけですが、酸素の薄いメキシコでホンダのPUはメルセデスのPUよりも
速いという特性があり、今年もメルセデスは不利だとされています。


フリー走行の一回目では、バルテリ・ボッタスがトップタイムを記録し二番手
もメルセデスのルイス・ハミルトンが入ったことで、メルセデスが不利を克服
か?なんて感じで、3番手にマックス・フェルスタッペンでしたが、まだ本気
出してないだけなんだ、みたいな余裕がありました。



セッション開始早々にクラッシュしたセルジオ・ペレスが4番手、5番手には
アルファタウリのピエール・ガスリーが入ってホンダPUの有利性は間違いない
感じですが、角田裕毅は残念ながらこのレースはPU交換のペナルティのために
最後尾グリッドからのスタートになります、ですからFP1では11番手と低調に
なっていますが、あえて強めにアタックすることはないという判断かな。

フリー走行二回目は、マックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。
2番手のバルテリ・ボッタスに0.424秒の差をつけているので、決勝レースでも
それだけ差を付けれれば、かなり有利だということになりそうです。

1周4,305mなので、マックス・フェルスタッペンの平均時速は200.49km/hに
計算上ではなりますから、0.424秒差ということは23.6mの差があります。
決勝を同じペースでは走れないと思いますが、あくまでも参考値として計算を
してみると、決勝は71周なので差は1676.5メートルになります。

FP2の結果から見ると、マックス・フェルスタッペンはかなり有利な状況だと
見て間違いはありませんが、いろいろな要因が重なりますから当然計算通りに
なるとは思いませんが、計算上では二番手にコースの1/3ぐらいの差をつけて
優勝することになるはずです。



ちなみに、FP2でジョージ・ラッセルはギアボックスを壊したためセッション
の途中で離脱ということになり、ギアボックス交換で決勝は5グリッド降格の
スタートが確定しています。


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