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F1 第15戦 ロシアGP 決勝 [モータースポーツ]

実のところ、今回のF1レースは、マックス・フェルスタッペンの最後尾からの
スタートが確定していた上、ピエール・ガスリーもチームの作戦ミスでQ2敗退
角田裕毅もマシンセッティングが決まらず、迷いの中で立ち尽くしている感が
あって、決勝を観ることにあまり乗り気ではありませんでした。




ポールポジションのランド・ノリスはイタリアでは2位、ということで前回に
優勝したダニエル・リカルドも含めて、現状で一番ノリが良い状態のチームが
マクラーレンというように感じているので、その部分には興味がありましたが
それでもね~、みたいな感覚はありました。


そう思っていたら、決勝ではシャルル・ルクレール、ニコラス・ラティフィと
バルテリ・ボッタスも、PU交換でグリッド降格ペナルティということになって
ちょっと波乱の予感はしました。

バルテリ・ボッタスは、最後尾からマックス・フェルスタッペンが追い上げる
のを牽制する役割のために、あえてパワーユニット一式を交換して17番手まで
スタートグリッドを落とすというメルセデスの戦略の一貫だったということで
移籍するバルテリ・ボッタスを捨て駒にするあたり、メルセデスはハミルトン
の100勝目のために冷徹とも受け取れる作戦を実行したわけです。

レースは、ランド・ノリスがスタートで二番手のカルロス・サインツに先頭を
奪われてしまうものの序盤で先頭に戻って、二番手まで上がってきて追走する
ルイス・ハミルトンを抑えつつピット作業を経ても順位を守っていました。

が、前日のように雨が降り始めルイス・ハミルトンは、インターミディエイト
に交換したもののランド・ノリスはドライタイヤのままで走り切る作戦に出る
賭けをしましたが、次の周回でルイス・ハミルトンに抜かれた上、濡れた路面
でコースアウトをして表彰台に上がる三位以内から脱落しました。

最後尾スタートのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスの刺客?として
前方で待ち構えていたバルテリ・ボッタスを七周目でクリア、その後も順位を
上げて、しつこく邪魔をしたフェルナンド・アロンソを抜いた後は、2位まで
順位を上げて、総合ポイントでルイス・ハミルトンに負けたもののポイント差
は5ポイントと、まだまだ逆転可能な位置に付けました。



3位は一度は先頭に立ったカルロス・サインツで、ランド・ノリスに抜かれた
後は順位を落としましたが、コツコツと堅実に走って入賞しました。



セルジオ・ペレスは3番手まで順位を上げましたが、タイヤ交換をしないまま
走り続けて9位でフィニッシュ、アルファタウリの二人はピエール・ガスリー
が13位、角田裕毅は17位と良いところなく終わりました。
来週開催されるトルコGPでの巻き返しに期待しています。



あと、ルイス・ハミルトンの通算100勝はやはり凄いことだと思います。
これについては、なにも文句はありません。素晴らしいです。


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