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2021年・F1 第10戦 英国GP スプリント予選 [モータースポーツ]

土曜日に行われたスプリント予選の結果で、ポールポジションが決まるという
初の試みが行われた結果、金曜日の予選でスプリント予選のポールポジション
を獲得したルイス・ハミルトンはスタートダッシュに失敗、二番手スタートの
マックス・フェルスタッペンがトップになり、そのまま順位を守り切って決勝
のポールポジションを獲得しました。

British-GP_sprint21.jpg

過去9年間ポールポジションが続いていたメルセデスは記録が途絶え、今年は
レッドブル・ホンダが本当に優位にレースを戦っている感じです。


スタートの直前に、マックス・フェルスタッペンのフロントタイヤが映った際
タイヤの内部から赤い炎が出ていたのが見えて、これでスタートしたら最初の
コーナーでブレーキを踏んだ瞬間にブレーキから火を噴いて故障する、なんて
ことにならないか心配でしたが、それはありませんでした。

ただ、前回のオーストリアGPほどはトップと二位の差がなかったので、今回の アップデートでメルセデスの戦闘力もそれなりに向上している感じではあると 思われるので、ルイス・ハミルトンが決勝スタートを上手く決めれば、順位が 入れ替わるのは普通にありそうなので、まずはスタートですね。 全体の順位は以下のようになっています。 1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) 3.バルテリ・ボッタス(メルセデス) 4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) 5.ランド・ノリス(マクラーレン) 6.ダニエル・リカルド(マクラーレン) 7.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) 8.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) 9.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) 10.エステバン・オコン(アルピーヌ) 11.カルロス・サインツ(フェラーリ) 12.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) 13.キミ・ライコネン(アルファロメオ) 14.ランス・ストロール(アストンマーティン) 15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) 16.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) 18.ニキータ・マゼピン(ハース) 19.ミック・シューマッハ(ハース) 20.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) セルジオ・ペレスは走行中に突然単独スピンをしてコースアウトしました。 誰かと接触したというわけではなく、7番手を走行してランド・ノリスの後方 をほとんどタイム差なしで追走してプレッシャーをかけていましたが、唐突に マシンがスピンしてコースから飛び出したもののウォールへの衝突は回避され コースに戻って走行を続けましたが、タイヤからの振動が激しくなってきたと いうことで、16周目(残り1周)でピットに入りリタイヤしました。
後方からのマシンが続いていましたが、どのチームのマシンとも接触すること なくコースを外れたので、大きな多重衝突にならなくて良かったです。 アルファタウリの二人はセットアップの失敗か、予選の順位から順位を上げる ことが出来ないまま延々と連なる車列の中で走行を続け、ピエール・ガスリー は12位、角田裕毅は16位になり、スタート順位と同じ順位で終わりました。 スプリント予選の結果からスタート位置もかなり後方で、レッドブル・ホンダ とメルセデス、フェラーリ、マクラーレンとのバトルに参加することはかなり 難しいような感じですね。 リタイヤしたセルジオ・ペレスはピットレーンスタートなので優勝争いからは 脱落していますが、ピットレーンスタートの利点(通常は予選後のマシンは調整 不可なんですが、ピットレーンスタートの場合は調整可能)を最大限に活用し ポイント圏内にまでは順位をアップするつもりのようですから、これは一つの 見所になるかも知れません。 決勝のスタートが真夜中なので、結果については次回以降の記事になります。


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