2021年・F1 第8戦 シュタイアーマルクGP 決勝 [モータースポーツ]
のグリッド位置が予選順位と異なることになっています。
このレースでホンダが勝てば30年振りの4連勝になります。
予選2番手タイムを出したバルテリ・ボッタスはFP2(フリー走行2回目)の際
ピットスタートの時に、ピットレーン内で危険走行をしたペナルティーとして
3グリッド降格になり、3番手のルイス・ハミルトンが最前列からのスタートに
なった他、角田裕毅が予選の際にバルテリ・ボッタスの走行を妨害したとして
3グリッド降格になったため、実際のスターティンググリッドは以下のように
変更になりました。6番手だったピエール・ガスリーは変更なしです。
10番手(5列目まで)角田裕毅が11番手まで降格したことで、ウイリアムズの
ジョージ・ラッセルが10番手まで上がりました。
1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2 ルイス・ハミルトン メルセデス
3 ランド・ノリス マクラーレン
4 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ
5 バルテリ・ボッタス メルセデス
6 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ
7 シャルル・ルクレール フェラーリ
8 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
9 ランス・ストロール アストンマーティン
10 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ
マックス・フェルスタッペンは、ポールポジションからそのまま先頭に立って
良いスタートでしたが、ピエール・ガスリーはシャルル・ルクレールと接触し
左側のリアタイヤがパンクして横向きに曲がる損傷のためピットイン。
修理を試みるものの修復不能ということでリタイアしました。残念です。
マックス・フェルスタッペンはファステストラップを重ねながら首位を堅持
二番手のルイス・ハミルトンに5秒以上の差をつけて速さを見せました。
角田裕毅も11番手スタートから9番手まで上がり、ジョージ・ラッセルを追尾
というのが、前半22周までの状況でした。
タイヤ交換後も、マックス・フェルスタッペンは首位。
52周の段階でルイス・ハミルトンとの差は7.5秒になりました。
ファステストラップはルイス・ハミルトンが出していますが、差は詰まらない
ということで、ほとんど差の無いタイムで走っていたようです。
55周目でセルジオ・ペレスが二回目のタイヤ交換。
9番手だった角田裕毅はシャルル・ルクレールに抜かれて10番手ということに
なりましたが、シャルル・ルクレールはその前を走るフェルナンド・アロンソ
も難なくパスして8番手に上がり、さらにその前のランス・ストロールも一気
に抜いて7番手まで上がりましたから、勢いに差があり過ぎました。
優勝はマックス・フェルスタッペン。ホンダF1は30年振りの四連勝。
二位のルイス・ハミルトンに30秒以上の差をつける完勝です。
三位はバルテリ・ボッタス、四位にセルジオ・ペレス
角田裕毅は10位で、1ポイントを稼ぐことは出来ました。
レッドブル、余裕ですな。
まだ前半戦なので、レースは続きますが、今年はマックス・フェルスタッペン
がワールドチャンピオンになれるかも知れませんね。
タッペンの応援団が歓喜していましたがコロナの影響で以前のようなスタンドを埋め尽くす大応援団ではないものの彼らにとっては今は最高の時間ですね
次戦はタイヤが柔らかいものになるそうなので各チームの戦略が肝ですかね
メルセデスはどうしてあんなに早くからブリスターができちゃうのかなぁ?
次戦も厳しいかも?
by 青い森のヨッチン (2021-06-28 09:42)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
ホンダが30年振りに4連勝をしましたが、メディアの報道は冷たいですね。
世界最高レベルのモータースポーツで4連勝をしても、ほとんど報道すら
されないというのは日本のスポーツ紙のレベルの問題でしょうか。
野球と相撲と国辱もののオリンピックの話題だけ書いておけば売れると
本気で思っている記者が何割いるのかわかりませんが、そういう劣化の
一途をたどる感性で記事を書いているので新聞が売れなくなるのだと
いつになったら気付けるのか、見ておくしかないです。
次戦はコンパウンドを一段階下げてソフトタイヤはかなり柔らかくなる
ということなので、セットアップ段階でダウンフォース効果を少し弱め
にして接地面の負荷を下げるような戦略で来るのではないかと思います。
by suzuran (2021-06-29 21:42)