ラブホテルで死ぬということ [アクシデント]
ありますが、このような事件が起きると犯人はほとんどが男性であるのに対し
殺害されるのは女性、それもデートクラブなどの風俗店の従業員とかいわゆる
出会い系で知り合って犯人とは初対面という女性が大半で、残されたご家族に
不当な視線が注がれる状況であることが多いです。

新聞などのメディア側は殺人事件であり、社会的責任が云々ともっともらしい
理由を並べ立てますが、正義感ヅラした新聞記者が、相手の女性にも殺される
要因があった、とでも言いたそうに実名報道しているのが、日本のメディアの
大いなる勘違いだと思いますが、それを書くと長くなるので割愛します。
殺人事件とは別にラブホテルで人が死ぬ例として腹上死という話があります。
こちらは死ぬのは大体は男性、それも女性との年齢差が20歳以上離れている例
が多いという検証結果が示されていて、一般的に不倫とか浮気とされる関係の
場合もあれば、夫婦や恋人同士の場合もありますが、自宅での突然死だろうと
死因が不明確な場合は「変死」として扱われるので不幸にして、ラブホテルで
死んじゃったりすると司法解剖の対象になると考えた方が良いです。
夫婦とか恋人の場合は、さすがに逃げることはないでしょうが浮気などで秘密
の関係の場合で、女性側が突然死したりすると男性は逃げる場合があるようで
社会的責任がどうとかよりも、逃げずに救命措置をしていれば、助かったかも
知れない命なわけですから本人が特定された場合、殺人にはなりませんが保護
義務を放棄したとして立件される場合もありますので、もしもの場合には救急
の通報をして部屋から出てはいけません。
ここから先は不幸にして被害者になった場合、どのような検視を受けて殺人か
病死かの判断をされるのかを書きます。
愛し合っている行為中に突然死(突然、胸の痛みを訴えるとか、激しい頭痛を
訴えた後で呼吸が停止した場合は急性心筋梗塞、くも膜下出血などの病気だと
判断されます)した場合は変死扱いになることはまずありませんし、当事者が
いれば話を聞くことが出来るので余程、不審な関係でなければ葬儀社の手配に
話は進んで行きます。
が、双方に面識がない(当然、既往症も分かりません)場合には、念のために
首の後ろの凹んだ所から髄液が抜き取られます。
この時に髄液の中に血液が入るようなら死因は脳溢血(脳内出血)と判断され
性行為中の急激な血圧上昇によって脳内の血管が破れた病死として死亡診断書
に書かれますから司法解剖はされません。
一緒にいた相手が部屋から去った状況で、検査の結果、脳出血がない場合には
変死として死亡前の状況を推定するための試料が必要になるため、女性ならば
膣内から体液が採取され、子宮の様子などを精査しながら順次解剖が進められ
男性であれば睾丸が切り開かれて精細菅という器官が調べられます。
この器官を切り開いて調べることで、死ぬ前に射精したかどうかがわかるので
変死体で見つかった人は、死の直前に射精したかどうかがわかります。
室内に入った途端に死んだか殺されたか、または性行為があったのかを死体が
語るので、物盗り目的でホテルに連れ込まれたのか、または男女関係のもつれ
だったのか、の推測を立てることが出来ます。
というようなわけで、ラブホテルで死体で見つかるというのは決して良いこと
なんて一つもないのが実際のところです。
ラブホテルじゃなくても路上で倒れていても変死扱いになれば司法解剖の対象
にはなるわけですが、ラブホテルのように下半身を重点的に精査されることは
ありませんからね、どうせ死んでるんだから恥ずかしいも何もないのは事実で
あるものの出来れば傷のないままで送り出して欲しいですよね。
ということで、ラブホテルでは死なないように気を付けましょう。
郷土の英雄でもある元力士で親方だった人気者が若くして亡くなったのはこのホテルでの腹上死だったという噂です。
この話が広まって今ではあまり人々の間でも往年の活躍話が聞かれなくなりました。
by 青い森のヨッチン (2021-07-01 09:10)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
大阪のアパホテルで非業の死を遂げた元力士という話は聞いたことが
ありますが、ラブホで亡くなった人は知らないです。
年間で200人ぐらい腹上死はあるみたいなので、運が悪い有名人も
いるでしょうね。
by suzuran (2021-07-01 23:53)