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栄養失調状態の体の変化 [R18のお話]

人間は年齢を重ねるのに連れて、髪の毛から陰毛まで体全体の毛から色が抜け
いわゆる白髪の状態になるのは避けられないことであり、一般的には老化現象
の一つであると認識されています。

gray-hairs.jpg

全身毛むくじゃらの猿人の時代から進化をする過程で、人類は外見を重視する
ことに相当の重みを置くことを学んできた元おサルたちは、必要ではない部分
の毛を失い始めた後、必要な部分に残った毛は黒髪は黒く、金髪は金色を保つ
ことが若さを保っているように見えることを体が覚えたようで、人類は全身の
毛の中でまず陰毛や腋毛、胸毛など普段は人目に触れ難い部分の毛から退色が
進み、若さを保てなくなってくると鼻毛や髭、眉毛、髪の毛などの外見上でも
目立つ部分に白髪が増えてくることになってきました。


個人的には、40歳を過ぎたぐらいの頃から髪の毛の中に白髪を発見するように
なって、いよいよ年齢相応の老化現象というか、体になってきたのかなぁ、と
思っていましたが、髪の毛が白くなるにつれて抜ける毛も多くなってきたので
白髪になってから毛が薄くなるというわけではなく、同時進行になるんだなぁ
と老化を自然現象として受け入れています。

世の中には絶対に薄毛とは言われたくない人もいて、50万円以上するかつらを
被ったり、和田アキ子さんがCMをしていた会社のように髪が蘇るという宣伝
をしている会社に頼って、300万円を投じても結局は、大した効果がなかった
なんて話もあるわけで、同じ努力をするのならプロペシアなどの医薬品を使用
した方が余程効果はありますが、それでもどうせ抜けるものなんですから体質
とか、遺伝で抜ける人は大概のことはお金の無駄だと思います。

という話はともかくとして、髪の毛に限らずとも全身の毛にはそれぞれに毛根
があり、その中には色素細胞というものがあって、若く健康体で必要な栄養が
適切に供給されれば、色素細胞は律儀に仕事をするので毛の色が抜けることは
ないというのが白髪になるか、ならないのかの分岐点なので、老化という単純
な話ではなく、栄養が適切に供給されないのが白髪や抜け毛の原因です。

そんなわけで、全身的な栄養不足とか精神的なストレスが強くなると色素細胞
まで栄養が適切に届かなくなるので、色が抜けて白髪になったり、毛根が栄養
不足で枯れて(実際には枯れませんが表現として)毛が抜けるのですね。

老化で血液の巡りが悪くなったり、小さな血管が詰まって栄養が供給されない
という理由で白髪になったり、毛が抜けるのは諦めがつきますが、年齢的には
全く老化していないのに白髪が増えてきたら、それは嫌でしょうね。

ただ、外見を良く見せたいために無理なダイエットをして自分自身が思う以上
に栄養不良状態になっている場合、女性は陰毛が白髪になります。

pubic_hair2.jpg

人体はもしも栄養不良になっても、生きていくことを最優先にするように栄養
が割り振られます、ですから逆に生きて行くことにあまり必要ではない毛根は
最初に栄養供給が止まりますから、白髪になるわけですが、冒頭部分に書いた
ように外見を重要視するようになっているので、頭髪が白くなる前に外からは
見えにくい陰毛や腋毛が白くなるのです。

pubic_hair1.jpg

というようなわけで、白髪が出るのは老化だけが原因ではなくストレスや栄養
不良で色素細胞が痛めつけられることが大きな要因ですので、実年齢は若くて
元気でも、着衣から見えない部分に白髪が目立ち始めた人はダイエットが過激
すぎないか、貧血などの自覚症状が無いかをチェックした方が良いです。

pubic_hair3.jpg

栄養は体重を増やすためだけに使われるのではなく、外見を彩るためにも必要
であることを自覚して、痩せていることがきれいだという、一昔前の間違った
基準の呪縛から抜け出すことが本当の意味での美容だと思います。


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