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牝馬二冠を目指したソダシは8着 [競馬]

牝馬クラシック三冠の二冠目オークス【優駿牝馬】が、東京競馬場で開催され
一冠目の桜花賞まで無敗で勝ってきたソダシが、1.9倍の一番人気で出走した
ものの8着に終わり、去年のデアリングタクトに続いての牝馬三冠制覇は達成
することが出来ませんでした。



距離的に2400メートルは不向きで、適性なのは2000メートルまでという見方
もあり、実際に父のクロフネは芝コースでは2000メートルの毎日杯、ダートの
コースでも2100メートルのジャパンカップダート(現在はレースの名称が変更
になり、チャンピオンズカップとして中京競馬場で開催・GradeはGⅠ)まで
でしたから、距離の壁があったのかも知れません。


母のブチコの場合は、ダートの1800メートルまでしか走ったことが無いので
ソダシが2400メートルのレースで勝てる勝算はあまりなかったんじゃないか
と思いますが、馬券的な人気は凄かったですね。

結果としてオークスで勝ったのは、ユーバーレーベン
サラブレッドクラブ・ラフィアンというクラブ馬主の所有馬で、1口15万円で
100口ですから、1500万円の馬が勝ったことになります。

父馬はゴールドシップ、その父ステイゴールドで、祖父はサンデーサイレンス
二着と三着が多くて善戦マンと呼ばれながら引退レースになった、国際GⅠの
香港ヴァースで1着になったステイゴールドの血統特性を引き継ぎ、いわゆる
クラシックディスタンスと呼ばれる2400メートル以上のレースに強かった父
ゴールドシップの距離適性を受け継いだユーバーレーベンがオークスに勝った
のは見方によっては必然かも知れません。



ただ、父馬のゴールドシップは「狂走馬」とも呼ばれた個性的な馬だったので
レース中に父の悪いクセが出たら自力はあっても、なかなか勝てなかった祖父
のステイゴールドのようなレースになったかも知れません。





二着のアカイトリノムスメは、父ディープインパクト、母アパパネという良血
なので、三冠目の秋華賞までにさらに成長しそうですし、秋華賞はソダシの距離
適性にジャストマッチだと思うので、アカイトリノムスメ、ユーバーレーベンと
ソダシの一着争いになるんじゃないかなと思うので、個人的に注目しています。


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