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桜花賞優勝は白馬のソダシ [競馬]

例年だと、桜花賞の頃はまだ桜が残っているような気がしますが、今年は満開
が3月下旬(桜花賞が開催される阪神競馬場周辺)だったために桜は既に葉桜
になってしまいましたが、ピンクの桜ならぬ真っ白なサラブレッドがデビュー
以来負けなしの五連勝目で桜花賞を勝ちました。



現在まで負けなしの白馬のお嬢様ソダシは、名門ノーザンファームの生産馬で
母はゲートの下を潜り抜けて脱走したこともあるお転婆のブチコ。




父は昨年、天馬になったクロフネで、馬主は父クロフネやディープインパクト
キングカメハメハなどを見出だした金子真人ホールディングス、ということで
桜花賞で好走する条件は揃っていたように思いますが、あくまでも勝負事では
ありますし、クロフネは芝よりもダート適性が強い馬だったこともあり、馬券
の人気は二番人気でしたが、白馬として初めてクラシックを勝ちました。

ブチコとブチコの母のシラユキヒメの馬主さんも、金子真人ホールディングス
でしたから、ソダシは金子真人ホールディングスの配合の結晶とも言える存在
のようになっているように感じます。

ソダシには同じ父を持つ妹のママコチャという馬はデビューを待っている状態
ですが、白毛一族の仔なのに鹿毛(一般的なサラブレッドの毛色)というのが
遺伝の謎というか、生き物の毛色を自由に作り出すことは難しいようです。

去年のデアリングタクトのように、ソダシも無敗の三冠馬になるのかは、まだ
ちょっとわかりませんが、ディープインパクトの仔のサトノレイナスや同じく
ディープインパクトを父に持ち、アパパネ(三冠牝馬でGⅠ通算5勝で、さらに
金子真人ホールディングスが馬主)のアカイトリノムスメ、そして武豊騎手が
骨折で休場した途端に18着になってしまったメイケイエールも立て直してくる
でしょうから平坦な道ではないような気がします。

ソダシは数量限定ぬいぐるみが一瞬で売り切れるほどの人気なんですが、この
桜花賞優勝でさらに人気が上昇して一般メディアの扱いが増えるでしょうから
JRAとしては笑いが止まらないかも知れません。



最後にメイケイエールですが、ずっと騎乗してきた武豊騎手が手綱を取っても
チューリップ賞の時は、かなりのじゃじゃ馬ぶりだったので、武豊騎手の骨折
が発覚した時に、騎手が乗り替わったらダメだろうなと思いましたが、まさか
の最下位ということで、次のレースがオークスになるのかNHKマイルカップに
なるのかわかりませんが、武豊騎手の復帰までは勝てるとは思えないです。
気性が落ち着くまではソダシの敵ではありませんね。


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