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ゴジラvsコングが大ヒット [シネマクラブ]

ゴジラとキングコングが対決をしたところで、放射熱線を吐くゴジラに力のみ
で対抗するキングコング=大猿が勝てるわけがないじゃない、という視点から
この映画はコケると断言していましたが、なんと、アメリカでのオープニング
興収が約54億円(3月31日から4月4日の5日間)の大ヒットになりました。



現時点で公開されている海外の38カ国の興収でも、3月24日から4月4日までの
12日間で約314億円を稼いで、2014年の「ゴジラ」と、2019年に公開された
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の記録を超えそうです。


海外での興収の半分は中国で、ハリウッドが中国重視(中国人俳優を抜擢して
中国の現地ロケーションが増加)になるのも致し方なしという感じです。



というか、ゴジラを主柱とするモンスターバースシリーズを製作しているのは
中国資本が入ったレジェンダリーピクチャーズなので、実質的には中国からの
資金が無ければゴジラは作れないというのが現状です。

ゴジラの故郷である日本での公開よりも、中国での公開が先行したのも結局は
版権を持つ東宝よりも、現金を持つ中国の方が優先度が高いということかな。
前作の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の観客動員数は、日本よりも
中国の方がはるかに多かったという事実があるので、そういう観客の期待度の
高さも日本よりも中国での上映が先行した理由でしょうね。

配給のワーナーブラザーズは、コロナ禍で映画館への入場を躊躇する人のため
にHBO Maxでもオンライン配信していますが、具体的な数値は明かせないとは
されていますが、サービス開始以来最高の視聴者を獲得したようです。

アメリカの隣のカナダでは、映画館の80%が休館状態のため劇場での公開より
複数の配信サービスでの有料配信が選ばれて約3億円の収益が上がっていると
いうことで、新型コロナウイルスの感染拡大後、最大のヒット作品になったと
いうのが現在の状況です。



日本では5月14日(金)から公開予定になっています。
前作の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が個人的には期待外れだった
ので、キングコングとの戦いにはあまり興味がわきませんでしたが、期待値が
低い方が面白く感じる映画もあるので、期待はしないけれど、ちょっと興味が
出てきた映画になっています。


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