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阪神ジュベナイルフィリーズ [競馬]

以前は「阪神3歳牝馬ステークス」という平凡というか、実用的というかGⅠ
らしくない競争名でしたが、競走馬の年齢の表記が日本基準から国際基準へと
変更になった時に競争名も変更になりました。


去年の優勝馬はレシステンシアでした。デアリングタクトは出走していません。

元々、日本では仔馬が生まれた瞬間に当歳馬、一年経ったら二歳馬という表記
だったのですが、国際的には一年経ったら一歳、二年目で二歳、三年経ったら
三歳という表記になったため、以前は三歳だった馬が、翌年になっても三歳と
いうことになったわけです。


「走れコウタロー」という歌があって、天下のサラブレッド四歳馬という歌詞
になっていますが、現在は日本ダービーの出走資格は三歳になっています。
というか、前年までの四歳は三歳になったわけです。



ついでに言うと、コウタローは走って走って騎手まで振り落としていますから
競馬の規定では放馬で失格となり、トップでゴールしても優勝は出来ません。
残念なことに馬券は取れなかったことになりますね。

というような、どうでもいい話はともかくとして、先日のジャパンカップでは
無敗の三冠牝馬デアリングタクトが三着になり、連勝記録が止まりました。

来年、無敗の三冠馬になれる資格があるのは当然、現在まで無敗の馬です。
ということで、二歳馬のGⅠに勝つことが来年の無敗の三冠馬には必要なわけ
ですので、現時点で無敗の馬にとっては重要なレースになります。

12月13日のレース前に無敗の二歳牝馬はサトノレイナス(Cルメール騎手)
シゲルピンクルビー(幸英明騎手)、ソダシ(吉田隼人騎手)、ドリアードは
騎手が未定です、ポールネイロン(藤岡佑介騎手)、そして武豊騎手が騎乗の
メイケイエールということになりますが、重賞を勝っている、または二勝以上
の馬はサトノレイナス、ソダシ、ポールネイロン、メイケイエールです。

ソダシは種牡馬を引退したクロフネの仔で、母馬はゲートをくぐって脱走した
おてんば娘のブチコということで、白毛のきれいな馬体でデビューする前から
なにかと注目されていた馬で、メイケイエールも白毛のユキチャンの血を引く
白毛一族の親戚ですが、毛色は鹿毛であまり目立ちません。



メイケイエールは今迄に1,600メートルを走ったことがないのに対し、ソダシ
は1,600以下の距離は走ったことがないということで、1,600メートルの競争
である阪神ジュベナイルフィリーズで有利なのはソダシかなと思います。



後、サトノレイナスは1,600メートルのみで走っているので2番人気になるのも
当たり前かなという感じで、ジャパンカップと同じくサトノレイナス、ソダシ
メイケイエールの三頭を絡めれば馬券は取れそうな感じかな。

ここで負けても来年の三冠を勝てば三冠馬なので、無敗にこだわりはないかも
知れませんが、ポールネイロンの馬主の前田氏はコントレイルの馬主ですから
今年、牡馬三冠を制覇しているので、来年は牝馬三冠を狙っているかもです。

ジャパンカップほどではありませんが、注目のレースになりそうです。


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