最下位から脱出した茨城県 [地域(愛知)の話題]
都道府県別の魅力度ランキング「地域ブランド調査2020」で、7年連続最下位
だった茨城県が5ランク上がって42位になりました。
代わって最下位になったのは栃木県ということになり、茨城県知事からは喜び
のコメントが発表されているぐらいなので、それぞれの都道府県や市区町村の
首長にとっては一つの成果指標として考えている部分はあるのでしょうね。
茨城県には秋の風物詩として知名度を上げている、国営ひたちなか海浜公園の
コキアとコスモスという観光資源が着実に集客力を挙げている感じで、今年は
感染症対策で休日の来場は事前予約制にして入場制限をしているにも関わらず
四日間で五万人以上の入場者がいたようですから、茨城県の魅力度アップにも
かなりの貢献をしているのではないでしょうかね?
特に今年はイベントがほとんど出来ていないこと、テーマパークなどの施設は
絶叫にしても歓声にしても声が出るのに、声を出さないようにという生理的に
難しい要望、要請が出ていることもあって、静かに声を出さなくても楽しめる
花や山や海などの自然の景観が優れたところが魅力的、だと認識されたことで
茨城県の魅力が上がったのではないでしょうか。
茨城県には日本三名園の偕楽園の梅もありますから、花を観光資源として活用
していることがランクアップに繋がったのは間違っていないと思います。
全体的な傾向としても森林や海辺など、あまり人が密集しないイメージが強い
長野県や沖縄県が昨年よりもポイントを上げていることから、感染症の怖さを
和らげることが出来ている都道府県が順位を上げている感じです。
群馬県知事の山本一太は40位という結果が不満であるとして県庁内に調査結果
の検証チームを作って、ブランド総合研究所に対して反論するとしています。
が、所属する自民党の支持率のように、恣意的、作為的に数値を上げる技法に
慣れてしまった愚かな知事が魅力度ランキングにクレームをつけて県民の貴重
な税金を使って、反論するためのチームを作るなんて愚行をするからイメージ
が悪くなるということにすら気付けていないようですね。
同じ群馬県選出で、収賄疑惑があった際には電気ドリルでパソコンを破壊して
証拠を隠滅して、収賄そのものがなかったことにしている小渕優子も合わせて
群馬県選出の政治家は汚い、というイメージを振りまいている当事者たちこそ
が、自分たちだということを、もっと真摯に反省することから始めないと群馬
のぐんまちゃんがいくら頑張っても魅力度は上がりませんよ。
どんなクレームを付けようが、都道府県の魅力度を84項目の設問に対して回答
した3万1,734人の意見でポイントを集計してランキングしているわけですから
どこをどのように突っ込むつもりか知りませんが、やればやっただけ県を代表
するクレーマーとして笑い者になるだけですよ。
愚か者はともかくとして、上位になっているのは北海道、京都府、沖縄県など
観光地であると共に、クリーンとか歴史の重みを尊重しているイメージがある
ということで、トップ3と東京都が下位になることはないでしょうね。
但し、コロナ禍によって東京都の魅力度や居住意欲度などが低下していて実際
に東京都から転出する人が増加し続けているという事実はあります。
暮らしやすさ、人との絆など、東京に欠けている部分を補う地域が、これから
魅力度を上げて行くことになるような気がします。
先日 奈良の馬見丘陵公園へコキアを見に行きましたが、やはり国営ひたちなか海浜公園のコキアは凄いですね!見渡す限りコキアって感じです。こちらも一度は見てみたいです。
by tomi_tomi (2020-10-21 01:01)
tomi_tomiさん:
コメントありがとうございます。
ひたちなか海浜公園は今の時期はコキアがモフモフしてきれいですね。
春にはネモフィラの青い花が一面に咲いて、これもとてもきれいです。
特に縁があるわけでもないですが、茨城県には何度か行っていて真冬に
凍結することで有名な袋田の滝にも行きました。
行った時は凍っていませんでしたが。
全国で一番魅力の無い県ということはないと思います。
by suzuran (2020-10-21 23:08)