男性に原因のある不妊の理由 [問題提起]
ですが、30代になってから結婚をした場合は、今度は本人たちが望んでいても
なかなか子どもが出来ない不妊ということで、日本の少子化は全く改善される
ことなく進み続けています。
女性の卵巣は24歳をピークに老化が始まるのが現実であり、その時期に結婚を
考えている女性はほとんどいない、というのが現代社会なのですから、結婚後
数カ月のうちに妊娠することは、ほとんどないのが実際のところです。
昭和初期までの時代には「三年間子なしは去れ」といった女性蔑視の考え方が
常識化していて、女性ばかりに不妊の原因が押し付けられる暗黒の時代だった
ことは多くの人が知っていますが、残念なことに現代においても、不妊の原因
は女性が大半であるという説がまかり通っています。
子宮内膜症や過剰なダイエットによって排卵が止まるという女性の問題もある
ことは事実ですが、女性だけに責任を押し付けるのは完全なる間違いで、実は
男性にも不妊の原因が多々ありますという話を書きます。
そんな原因の一つがサウナです。
私自身はお風呂も熱いのがダメな人なので、サウナには寄り付きもしませんが
サウナは室内の温度が100℃近くになるために、睾丸の温度が98℃にまで上昇
する場合があるようです。
ブラブラと体の外にぶら下がっているので、通常なら体温よりも下がる位置に
あるのですが、サウナでは隠れていない分だけ逆効果ということですね。
そんなわけで98℃にさらされた睾丸は精子の製造が止まり、最悪の場合、その
悪影響が数カ月にも及ぶことまであるようですから、子どもを作ろうと考えて
いる人はサウナの利用は自粛した方が良いでしょうね。
一部のラブホテルにサウナがあるのは、不倫の結果、望まれない妊娠を避ける
という深い意味があるのかも知れません…多分ないと思います。
同じく睾丸を温める長風呂は?と思う人もいるかも知れません。
長風呂の場合は、湯船に浸かって30分ほど温まっていた場合、精子の製造量は
一時的に低下するということですが、サウナのように長期に渡って影響が出る
ということはありませんので、そんなに気にすることはなさそうです。
次に影響が大きいのがノートパソコンです。
ノートパソコンを机の上に置いて使用する場合は、特に問題となるようなこと
は、ありませんが、別名ラップトップとも呼ばれるように、乗り物の中などで
膝の上に置いて使用すると、ノートパソコンから発生する熱によって、睾丸が
温められて、金の卵の茹で卵という状態になります。
それによってどうなるかは、サウナと同じく睾丸が精子を製造する能力を停止
してしまうために、精液の中の精子の濃度が薄くなり、妊娠するために必要な
濃度を保てなくなるので注意が必要です。
こんな感じで、男性の不妊の原因とされている内容は、精子が減少する要因に
なっていることを本人も気付かないまま、不用意にしていることに対する注意
や警告という意味もあるわけですが、無意識のうちに精子が減少する危険要因
はまだまだ他にもあります。
一時期、男性用の下着はトランクス派が大半を占めていましたが、ここ最近は
ビキニブリーフやボクサーパンツのように股間が目立つタイプの下着を履いて
オスの魅力(大きなお宝)を強調することでセックスレス解消だとか、性的な
魅力を前面に出した男性が評価される傾向があり、ブリーフやボクサーパンツ
中にはTバックなどタマタマをホールドする下着も復権してきています。
タマタマを包み込んでしまってタマタマに熱が溜まる下着だと、精子の生産に
適さないレベルまで体温が上昇してしまう危険性があるので、トランクスとか
ふんどし(最近は日常使う人もいるようです)の方が繁殖力は強くなります。
これは極端な例
見た目はゆるく、性能的にはシャープでストロングな、タマタマの機能向上を
目指す下着を履いて出来るだけタマタマが自由にブラーンと出来るようにする
というのが重要なように思います。
後は体重の増加に気を付けないと、精巣の機能が低下して精子の質量に悪影響
が及ぶこともありますし、肥満が進むと糖尿病や肝機能障害などの病気が出る
ようになりますし、なによりもまず重要な重要な性欲が減退するということに
なりますから体重管理には要注意です。
最後にタバコとアルコールですが、アルコールは以前から精子の質と量に影響
を及ぼすことが報告されていますが、タバコの場合にはいろいろと深刻な問題
が出ることが発見されて、精子の運動量が急激に低下し、卵子のところにまで
たどり着くことが出来なくなるだけでなく、精子そのもののDNAを破壊したり
勃起不全の原因にもなりますから、少なくとも子どもが欲しいと思うのならば
禁煙することが必要です。
問題の多い現代社会で、家族間に溜まったいろいろなストレスを解消するのが
アルコールだったり、タバコですからね、それを完全に止められるのは辛いと
思いますが、なるべく不妊治療を受けずに妊娠するためにはそれなりの努力も
必要だということを覚えておいた方が良いと思います。
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