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F1-grand prix 2020・第12戦 ポルトガルGP [モータースポーツ]

2020年のシーズンが始まる前は、新型コロナウイルスの感染拡大などは全く
想定されていなかったため、年間22戦の過去最多のレース数のスケジュールが
組まれていましたが、開幕戦のオーストラリアGPが中止になり、それ以降の
ベトナム、中国が中止になって新たに組み換えられたスケジュールは、年間で
17戦になり今週は第12戦のポルトガルGPが開催されます。



10月23日~25日:第12戦 F1ポルトガルGP(ポルティマオ)
10月31日~11月1日:第13戦 F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ)

11月13日~15日:第14戦 F1トルコGP(イスタンブール)
11月27日~29日:第15戦 F1バーレーンGP(バーレーン)

12月4日~6日:第16戦 F1サヒールGP(バーレーン)
12月11日~13日:第17戦 F1アブダビGP(ヤス・マリーナ)


残っているレースは6戦ですから、ルイス・ハミルトンの年間チャンピオンは
ほぼ確定になり、来年のシーズン終了でホンダがF1から撤退するという発表が
あったこともあり、残りのシーズンはちょっとしらけ気味になっています。

とはいえ、来年は開発が凍結されるということもあり、今年のうちにマシンの
弱点、欠点の修正をしないと、来年は弱点を引きずったままの戦いになるので
絶対王者になっているメルセデス以外は、まだまだ改修は必要ですので、今回
のレースでもレッドブルは意欲的にマシンの調整を進めています。

フリー走行の一回目では、相変わらずメルセデスが1‐2番手を独占し、3番手の
マックス・フェルスタッペンまでは順位の変動はありませんでした。

ホンダエンジンを積む、その他のドライバーではアレクサンダー・アルボンが
5番手、ピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが13番手と、特に
アルファタウリが調子が上がっていません。

4番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入り、フェラーリも2021年の
巻き返しに向けてマシンの不調原因を探り、今年中に進化させたいところでは
あると思いますが、セバスチャン・ベッテルはアストン・マーチンへの移籍が
決まっていることもあり、あまり激しくプッシュしていません。
フリー走行の結果も11番手と低迷していまて、あまりやる気はなさそうです。

コロナ関係ではランス・ストロールが陽性反応が出ましたが、もうすでに回復
して、待機期間も終えているので出走に制限はありません。



フリー走行の一回目は、各チームとも全力でタイムアタックをするわけでなく
マシンの調整が主目的ですので、毎回同じような順位で終わりますが、そんな
中でも1-2番手を独占するメルセデスは、他のチームとはかなりの差をつけて
いるということですよね。今のままでは2021年の年間チャンピオンももう既に
決まったようなものですなので、それではちょっとつまらんです。

ルノーも先回のレースでは、ダニエル・リカルドが三位に入りましたから上位
にチャレンジするレベルまではエンジンが進化してきていますので、出走する
チーム全てがトップ3に入れるように力の差が拮抗してくることを望みます。

決勝レースは、日本時間で10月25日の21:30にスタートです。
今回も大きな事故がなく、一人の怪我人も出ないで終わりますように。


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青い森のヨッチン

このコースはジェットコースターのようなアップダウンのサーキットで面白そうですね
ハミルトン以外は初めて走るコースだそうですがやはりメルセデスのマシンは万能マシンということかなぁ
by 青い森のヨッチン (2020-10-24 18:23) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

ライブカメラの映像でも、かなりの急坂な感じですね。
初めてのF1開催で路面が滑りやすいようで、カーブでコントロールが
利かないマシンが多いので、タイヤの使い方が一つのポイントかなと
いうように見ています。

メルセデスは今年の開発を凍結するということですから、それだけ自信
を持っているんでしょうね。最強王者の余裕という感じです。

by suzuran (2020-10-24 23:46) 

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