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ウルトラマングレート30周年 [ドラマ(海外・国内)]

円谷プロダクションがオーストラリアのサウス・オーストラリア・フィルム・
コーポレーションとの合作で製作したウルトラマングレートが製作後30周年に
なったことを記念してYouTubeで二週間限定公開されています。



ウルトラマン大好きな京本政樹さんが、主役のジャック・シンドーの吹替から
主題歌の歌唱、企画への参加と、テレビ番組でのPRなど多くの役割を兼任して
よりカッコいいウルトラマンの活躍を目指して製作されました。

初代ウルトラマンがウェットスーツが基調で、ちょっとしわが不自然に出たり
することがあったのに対して、ウルトラマングレートのスーツはピタッとして
よりカッコいいのは確かだと最初に見た時に思いました。


宇宙飛行士のジャック・シンドーが、僚友のスタンレー・ハガートと共に火星
で邪悪な宇宙生命体ゴーデスが銀色の巨人と戦っている場面に出くわし、二人
は岩陰からその様子を見ていたものの、ジャックが怪我をしてしまい、仲間の
スタンレーだけが宇宙船に戻ったところでゴーデスによって宇宙船が破壊され
地球に変える術を失ったジャックは銀色の巨人と一体化して地球に戻ります。

ゴーデスは死んだフリをして地球に逃れ、地球に棲む生き物に寄生して地球の
侵略を試みるものの、銀色の巨人=ウルトラマンとジャック・シンドーが加入
したUMA地球防衛軍によって撃退され、その後は人類による自然破壊によって
目覚めた怪獣や宇宙からの移住者などと戦い、地球に平和を取り戻して終了。

という設定で第13話までの1クール分が製作され、地上波での放映とビデオ化
されて販売されました。



最後の二話は地球自体が意志を持つというガイア理論をモチーフに、地球上に
蔓延った人類を淘汰するために地球が解き放ったシラリーとコダラーとの闘い
という話になっていて、初代のウルトラマンで描かれていた人類だけが繁栄を
謳歌する地球で良いのか?という問題提起、核兵器を作り出して地球自体の敵
となったり、科学の発展のために宇宙へ飛び立ち、異形の姿になって帰還した
同じ人類を敵とみなして攻撃することに葛藤する姿を描くなど、単に怪獣との
戦いだけでない重いテーマで製作された作品に対する敬意が感じられる内容に
なっている点が個人的には好きなシリーズでした。



YouTubeで一週間ごとに1本の動画が配信され、それぞれに二週間限定で公開
されるウルトラマングレートを是非ご覧いただきたいです。


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