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芋洗いという言葉が死語になる [人間関係・生活情報]

毎年、夏休みの真ん中あたりで、もっとも暑さがピークになる頃には、遊園地
や公共施設のプールに多くの人が繰り出して、人・人・人のプールの中を表す
表現として「芋洗い状態」という言葉がありました。

imoarai2020.jpg

あえて、「ありました」と書いたのは今年のプールは三密回避のために休業の
ところもあれば、営業していても人と人の間隔を空けるために人数制限を導入
しているところもありますし、そもそも人と人が至近距離で触れ合う可能性が
極端に高いという見方をしてプールに行く人も減っているので、たらいの中で
芋をゴロゴロと洗うような状況ではありません。


それとは別に人間を芋に例える、というのは不適切であるという意味で芋洗い
という言葉を使わなくなっている部分もありますが、分かりやすい表現として
芋洗い状態というのは上手な比喩だと思っていましたが、今の若い世代の人が
例えば里芋を買うとして土付きのものを買うかと言えば買わないわけです。

皮付きを買って皮を剥くのはまだ手をかけている方で、皮が剥かれた冷凍の芋
とか、生でも皮を剥いたものを買う人が多くなっているので、芋洗いの意味が
判らないんんじゃないかと思います。

実際のところ、人でいっぱいのプールって涼しくないですよね。
プールの中でお風呂のように浸かっている人はあまりいないので、どうしても
体温は上昇しますから人と人が触れ合えば体温で暑いわけです。

pool_bikini1.jpg

体温と強い日差しで水温は上昇してぬるくなりますし、素肌が触れること自体
相手の人が男性であっても女性であっても、全くの他人だと気分的にはあまり
良いものではありませんよね。

pool_bikini2.jpg

今まではそれでもプールに行く人は多かったわけですが、プール行かない夏を
ひとシーズン過ごした後で、来年以降にまた同じように人々で込々のプールに
行こうと思う人が復活するかと言えば、あまりないような気がします。

pool_bikini3.jpg

pool_bikini4.jpg

pool_bikini5.jpg

そんなわけで「芋洗い」という言葉は2020年をもって死語になり、キュートな
女性やセクシーな人魚姫の水着姿を見る機会も激減することでしょう。
実際のところ寂しい話ではありますね。


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