動き出した2020年シーズンのF1 [モータースポーツ]
発表されて、F1の2020年シーズンが本格的に動き出しました。
フェラーリの新車のSFはスクーデリア・フェラーリ、その後に続く1000
は、今年のフランスグランプリへの出走によって、フェラーリのF1への出走
が1000回目になることを意味している車名になります。
発表会はイタリア・マラネロのフェラーリ本社から近いレッジョ・エミリアに
あるムニキバーレ劇場(イタリア国旗が採用される議会が開催された場所)と
いう由緒ある場所で行われました。
レッドブル・ホンダは、レッドブルのRBに16代目ということでRB16と
いう車名で従来の流れを踏襲したものですね。
実車の展示はなく画像での公開になりましたが、同時に英国のシルバーストン
サーキットで、マックス・フェルスタッペンが実施したシェイクダウンの映像
も公開されています。
レッドブルのジュニアチームである元トロロッソ(現在はアルファタウリ)は
黒を基調にした新しいマシンカラーの採用を示唆した映像が公開され、車名に
ついても従来のSTR14(2019年型)=スクーデリア・トロロッソの略
から「AT01」になることが発表され、実車はオーストラリアのレッドブル
のハンガーでお披露目されることが発表されています。
去年、3勝したレッドブルのRB15のパーツを流用して完成させているため
戦闘力は去年のRB15以上になると見られているので楽しみです。
というような感じで2020年の新車が発表され始めたわけですが、4月19日
に中国・上海で計画されていた中国GPは延期になることが正式に発表された
ことから延期の日程をどこに組み込むのかという難題になっています。
今年からベトナムGPの開催が決まり、全21戦から22戦に増えたことによって
スケジュールがとても過密になっている状況の中で三週間の夏休みを二週間に
短縮するとか、ブラジルとハンガリーの間に中国を入れるとか、単に三週連続
というよりも南米からアジア経由でヨーロッパとか、チームクルーの負担など
マシンの安全性にも負荷がかかりそうですし、F1チームからは拒否されたと
いう話もあるので、中国GPは延期ではなく中止になるのではないのかな?
1レースで数十億円が動くとも言われていますから、中国もFIAも各チーム
も開催したいという思いは一つだと思いますが、チームクルーのみならず現地
で事前準備にあたる主催者側のスタッフやドライバー、サポートスタッフなど
現場で働く人にとっては大きな負担になると思うので今年は21戦で終わると
いうのが大きな事故を未然防ぐために大切なことではないかと思います。
とここまで書いたところで、ベトナムGPも中止になりそうだという情報が。
現在の中国を中心とした感染が拡大したら、次は東南アジアというのは地勢的
にも当然ありうることですから、今年が初めての開催となるベトナムですから
現地の人も楽しみにしていたと思いますが、状況次第ではアジア地域での開催
はシンガポールまでないかも知れませんね。
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