シンガポールにお出かけ・10 [トラベル]
せっかくプール付きのホテルに泊まったんだから、一度ぐらいはプールの中に
入っちゃおうかな~、なんてことを思いましたが、いやいやシンガポールまで
来たら、アラブ人街とインド人街に行かなければということで、プールは翌日
に回して、昔からのシンガポールの観光エリアに行くことにしました。
事前に計画を立てるということをしないで、その日の思い付きで行動するのが
私の旅先での活動パターンなので想定外の面白いことに出くわすこともあれば
逆にもっと事前に情報収集しておけば、行かなくても良かったんじゃないの?
なんてこともありますが、良いこと悪いことも含めて、こんな感じなのが自由
旅行の良さだと思っています。
そんな訳で、まずはアラブ人街に行くことにしたのですが、順番に写真を見て
いてトイレの写真を見つけてしまったので、シンガポールというか、アジアの
ホテルで見かけるトイレについて、ちょっと書いておきます。
ちょっと表現を良くするとスタイリッシュな便器なんですが、日本のトイレで
普通になっている温水洗浄機能がないことに気付かれるかと思います。
日本のホテルだと安めのビジネスホテルチェーンでも温水洗浄機能は必須条件
というぐらいに普及していて、ましてや和式の便器のところなんて年代モノの
旅館でも珍しいぐらいなんですが、IT先進国でMRTの自動運転など時代の
先端を行っているシンガポールで温水洗浄便座は見ませんでした。
もしかしたらシャングリラとかマンダリンオリエンタル、グランドハイアット
などの超高級ホテルなら温水洗浄便座かも知れませんが行ったことがないので
なんともコメントのしようがありません。
ホリディイン・エクスプレス・クラークキーのトイレは温水洗浄機能がないと
いう以外にも背中側の壁に水洗のスイッチが付いているということで、機能性
というか、ぶっちゃけた話をすると水を流すのに背中側の上の方に手を伸ばし
大・小の区別をしてスイッチを押さなければならないというとても使い勝手の
悪いスイッチだったので、ちょっと呆れました。
便器はスタイリッシュかも知れないけど、手元にスイッチがないということは
こんなにも使い難いものなのかとしみじみ思いました。
それはともかく、温水洗浄機能がない代わりに設置されているのが写真の左側
にある金属製のホースで、手元でキュッと握るとシャワー状の水が出ます。
用を足した後に、このホースで洗っても不慣れですから正確にピンポイントで
必要な部分に水流が当たるわけでもなく、トイレの周りは水浸しということに
なってしまうので、はっきり言ってとてつもなく使いづらいです。
マニラのホテルジェン(シャングリラ系のラグジュアリーホテル)でちょっと
高めのお金を払ってクラブルームに泊まった時も、全く同じホースが設置され
とっても使い難かった覚えがあったので、この便器を見た瞬間に部屋の設備は
10点中3点と心で思ったぐらいでした。
日本のホテルだけでなく韓国のホテルも(ゲストハウスは泊まったことがなく
わかりません)ほぼ100%ぐらいの割合で、温水洗浄機能付きなので、以前
からあるホテルはともかくとしてホリディイン・エクスプレス・クラークキー
はまだ出来て新しいので、温水洗浄機能付きだと思っていたので、この点だけ
とても残念な気がしました。
ヨーロッパやアメリカは個人的に好きじゃないので全く分からず、アジア圏内
も韓国、香港、フィリピン、シンガポールしか行ったことがないので、その他
の国のトイレ事情は分かりませんが、他の国はどんな感じなのでしょうね。
シンガポールに行ったことのある方、このトイレのホースを水浸しにしないで
上手に使いこなす方法はご存知でしょうか?今後のために教えてください。
なんてことを書いていたら、トイレの洗浄機能の使い方の話だけで随分と長文
になってしまいました…元に戻してアラブ人街に行った話に変えます。
アラブ人街にはブランチの時間帯に行ったので、アラブの料理と言えばなに?
なんて考えていましたが、シンガポール名物の一つであるカヤトーストのお店
を見つけたので、カフェオレとセットで食べました。
サックリと焼いて中にカヤジャム(日本で煎餅に使われているカヤの実を材料
にしているわけではありません)という砂糖、卵、ココナッツミルクと熱帯性
植物のパンダンの葉で作られたジャムをはさんだトーストで、シンガポールの
カフェなら、大体どこでも食べられます。
カフェオレはやっぱり甘くて雪印のコーヒー牛乳みたいでしたが、甘味の弱い
カヤトーストと合わせると、そんなに甘くもなく美味しく食べられました。
簡単なブランチを済ませて、アラブ人街に足を踏み入れるとホテルにいたカバ
と同じようなゾウ(でも、こちらは地図になっていました)がいました。
以前、私が行った頃はペルシャ絨毯とか、シルクのスカーフを売るお店が点在
している感じでしたが、アラブストリートの裏道のハジレーンがインスタ映え
のする可愛いお店があるとして有名になっているので、当時はほぼ皆無だった
日本人女子が結構歩いていましたが、延々と長くなりそうなので、今回は一旦
終わりにして次回で続きを書きます。
洗面台が高くて困ったのを思い出しました。トイレのことは記憶に残っていません。あまり困らなかったのかな。
by JUNKO (2019-09-12 13:35)
JUNKOさん:
コメントありがとうございます。
ホテルによって使い勝手の違いもあるかと思いますので、
あまり困るようなことがなかったのかも知れませんね。
旅行の中でも特にホテルの滞在時間は個人差がありますので、
重要視するポイントの違いもあるかも知れません。
困った記憶のないホテルに滞在できたのは理想的ですね。
by suzuran (2019-09-12 22:49)