「インクレディブル・ファミリー」が過去最高興収

ディズニー系の映画としては久しぶりに予想を下回った「ハン・ソロ」の
不調（興収面だけでなく、そもそもハリソン・フォードでないハン・ソロ
は受け入れられないという声があるのも予測はできたはずですが）により
ちょっとつまづいた感じのあるディズニーの作品でしたが、ピクサー製作
の「インクレディブル・ファミリー」が、アニメーション作品で過去最高
になる約１９９億円の週末興行収入を挙げて、「ハン・ソロ」の不足分を
取り戻す好成績になりました。



アニメーションを含む今年公開の全作品を対象にした公開初週の週末興収
でも「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」「ブラックパンサー」
に続く三位の興収ということなので、アメリカでの「インクレディブル・
ファミリー」の人気は凄いなと思いますが、やはり日本人とは感性の違い
はあるわけで、日本で「名探偵コナン」「ドラえもん」に勝てるアニメは
ハリウッド製でも難しいんじゃないのかな。

ただ、今年公開された新作は、これまでの世界興収２億３１５０万ドルに
近い１億８０００万ドルの興行収入をアメリカ国内だけの第一週のみ、と
いう地域限定で尚且つ短期間で挙げていますから、それだけ多くの観客を
惹き付ける面白い作品だと言えるかも知れませんので、今後、公開される
日本においても外国製アニメとして初めて、日本のアニメーションの記録
を抜く作品になるかも知れません。



とは言っても日本のアニメの最高興収は「千と千尋の神隠し」で、全作品
の中でも一位ですからね、なかなか抜くのは難しいし現実的ではない話と
思いますが、日本での公開時には吹替の声優（プロの声優さんには失礼な
話だとは思いますが）にパ・リーグの各球団から一人ずつの選手が、一言
声優として出演するという話題づくりもしていますので、過去の同作品を
超えるのは確実なような気がします。

ちなみに日本での公開日は８月１日
７月１６日公開の「ジュラシック・ワールド／炎の王国」と８月３日公開
の「ミッション：インポッシブル／フォールアウト」と戦うことになると
いうか、ファミリー映画はこれだけという感じなので、夏休み映画として
ヒット作品になりそうな感じです。

評判を聞きながら様子を見ながら観に行こうかなと思っています。

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