ふともも写真展が中止

東京・池袋の百貨店「池袋マルイ」が３月９日からの開催を予定していた
「ふともも写真の世界展」が外部からのクレームによって開催中止になり
丸井グループの広報から正式に「お客様からのご意見を受け、このような
結果になりました」という説明がありました。


clickすると展示予定だった写真の一部が見られます。

水着や白衣、女子高生風などマニア受けしそうな被写体も含めて５００枚
のふともも写真が展示されるメイン展示に加えて、全面をふともも写真に
囲まれた個人スペースの中に入って、ふともも写真を独り占めして自由に
鑑賞できる「ふとももボックス」や展示作品の中からもっとも気に入った
作品を投票する「ふともも総選挙」も同時開催される内容で入場料は税込
６００円になっていましたが、未成年者ではないか？とかデパートで開催
するべきことか？などの問い合わせが来たために簡潔に言えば面倒くさい
状況になってきたので中止を決めたのでしょう。

デパートの展示スペースは外部の企画会社に貸し出され、デパートは主催
しているわけでもなく、展示スペースの使用許可を出した責任はあるとは
思いますが、当然、被写体本人の了解を得た上で撮影され、未成年者では
ない（児童ポルノには該当しない）ということなので、中止をしなければ
社会的に糾弾される類のものではないようには感じます。

芸能人の不倫とか自分にはなんの実害もないようなことを激しく批判して
存在感を誇示したいばかりの人が存在するので、批判をする本人としては
女性の性を売り物にしているとか、そういう論点なんでしょうが、女性の
ふとももの写真ですからね、どちらかといえば緩い展示だと思いますし、
もっともらしい理由をつけて、一種の愉快犯的にイベントを妨害するのを
楽しんでいる人間もいる世の中だという認識は必要なんじゃないかな。









一個人の倫理観とか趣味の見解を問われているわけではないのですからね
いろいろな趣味嗜好の人の見方を異端視するのは表現の自由の妨害です。

価値観が大きく変わってきて、デパートが商業施設の一つのカテゴリーに
過ぎない位置付けになってきても、ちょっと毛色の変わったことをすると
「そんなことをデパートでするのはおかしい」と言うのは、そろそろ止め
にしませんか？というのは強く思います。

タグ：写真展 趣味 ふともも クレーム デパート