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貴重な脇役がまた一人他界しました [訃報・追悼]

北野武監督の作品を名脇役として支えた大杉漣さんが亡くなって数日。
今度は昭和の高視聴率ドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を支えた
味わい深い脇役であった、左とん平さんが心不全で亡くなりました。

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大杉漣さんが急性心不全であったのに対し、左とん平さんは急性心筋梗塞
で入院中に誤嚥性肺炎を起こし、最近は意思表示もままならない状態では
あったようですし、80歳という年齢での大病なのでテレビへの復帰まで
はなかったかも知れませんが、テレビドラマが特定の事務所に支配される
前の単純に面白かった時代を知るものとしては寂しい気持ちです。


喜劇役者としてデビューし、前述した「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」
「ムー一族」などでは、おとぼけで笑いを取る喜劇役者として人気を取る
活躍をしていましたが芸域の広がりと共に、時代劇から刑事ドラマまでに
活動の場が広がり、犯人役から警部役までシリアスな役柄も含めて貴重な
脇役として「水戸黄門」や「はぐれ刑事・純情派」「二時間サスペンス」
などの常連的な存在でした。





賭博に関わった(大金を動かす組織的なものではなく、ポーカーなど軽微
な内容ではありましたが摘発されれば犯罪です)などで数回の謹慎期間が
ありましたが、薬物使用などではなかったため割と復帰は早かったような
記憶がありますし、あの照れ笑いのような表情で申し訳ありませんと職場
復帰されたら心情的に許してしまうような人としての魅力(同じような役
の出来る人が少ないという理由もあったかと思いますが)で、少なくとも
清水健太郎のような見方はされていませんでした。

急性心筋梗塞は渡哲也さんなど、多くの俳優が長期離脱をしたり最悪だと
命を落とす人もいるわけですが日本の死亡者の死因で心疾患は全体の二位
の15.5%、その中でも急性心筋梗塞は約20%を占めていますので、
芸能人に限らず、私たち一般人も要注意の病気です。

加齢によって罹患リスクは上がるものではありますが、以下の五つの項目
について気遣いをすることで、発症リスクが最大86%減少するとされて
いますので、皆さんも自分自身と家族のために生活の中でのちょっとした
気遣いをするようにしてみてはどうでしょうか。

1.食事の内容を見直し、穀物・肉類を減らす
 野菜、果物、全粒粉、魚介類、豆類、ナッツ類、低脂肪の乳製品などを
 毎日食べるようにして、尚且つカロリーを摂りすぎない。

2.適度な運動を毎日行う
 ウォーキングなどの運動を1日に40分以上は行い、週に1時間以上は
 筋力トレーニングを取り入れた全身運動を行う。

3.アルコールは控えめに
 アルコールは適度に摂るようにして飲み過ぎない。
 1日あたり10~30g程度(ビールなら大瓶1本まで)。

4.腹囲(へそ周り)のサイズを管理する
 腹囲の周囲径を測り、内臓脂肪が増えないように管理する。
 ウエストサイズは37インチ(93.98cm)未満にする。

5.煙草は吸わない
 喫煙の習慣のある人はすぐに禁煙をする。

この五項目を自己管理するようにすれば急性心筋梗塞になるリスクが減り
余命を伸ばすことが出来るみたいなんですが、個人的にとても難しいこと
もあるので長続きしそうにないのが正直なところです。


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