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トロ・ロッソの18年の新車をお披露目 [モータースポーツ]

現在F1に参戦している10チーム(ホンダが最強だった1990年には
19チームで予選を競っていましたから、現在のチーム数が少ないという
指摘は全くその通りだと思います。)の中でも一番最後に18年型の新車
を発表したのが、2月26日のバルセロナ合同テストに合わせて発表した
トロ・ロッソとフォース・インディアでした。

オーナーが逃亡中のフォース・インディアはチーム名が変わるという話が
出ていますが、現時点では変わっていないようですね。

FORCE INDIA UNVEILS THE VJM-11.jpg

という話はともかくとして、発表されたトロ・ロッソの新車STR13は
基本的なカラーリングはレッドブルのエナジードリンクのブルーとレッド
の配色で去年とあまり違いはありませんが、逆に言えば、サポート企業が
しっかりとしているということですし、車体のデザインも含めて昨年まで
ホンダがエンジンを供給していたマクラーレンよりもカッコいいです。


Toro Rosso Honda-powered STR13.jpg

Toro Rosso Honda-powered STR13-2.jpg



逆にマクラーレンは毎年カラーリングが変わっていて、それは逆に見れば
スポンサーが固定化していないということであり、伝統のパパイヤカラー
なんて言っていますが、横から見るとスポンサーロゴもなくて貧乏チーム
が自社の企業イメージカラーで走っているような感じです。

MCL33.jpg

走る広告塔と言われるF1で、これだけスッキリとスポンサーロゴのない
車を見たのは初めてです。(パソコンのDELLがスポンサーに付いたと
いうことですが小さなロゴなので、あまりお金は出ていないのでは?とも
思いますし、マクラーレンはマクラーレンのイメージに適合した企業しか
スポンサー契約をしないらしいので、お金よりも見栄のようです)

昨年まではスタートで躓いたホンダエンジンですが、今年は地元イタリア
のサーキットでノートラブルでシェイクダウンを完了していることから、
今年のテスト走行ではデータ収集が順調にできそうな感じです。

ちなみにマクラーレンは、サーキット走行の五周目で後輪が外れるという
信じられない低レベルなトラブルを起こして、赤旗が振られました。

Fernando Alonso crashes MCL33.jpg

昨年、マクラーレンが遅かったのはホンダのせいだと、いまだにアロンソ
は言っていますがマクラーレンのピット作業は10チームの中でもっとも
作業が遅くて下手だと見られていることを本当に知らないのかな。

今回の後輪が外れるトラブルを起こしたのも、やはりピット作業のレベル
が低かったからじゃないかと思いますが、他に理由があるとしたらさらに
深刻なわけで、走行中にタイヤが外れるのが当たり前の車では、危なくて
レースが出来ません。(単純に言えば整備不良車ですからね)



そんなわけで、トロ・ロッソは明、マクラーレンには暗を感じたテストの
開始前の様子でした。(実走行の様子は明日以降伝わってきそうです)


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くらじ

suzuran様
はじめましてKURAJI(くらじ)と申します
ご訪問と『nice!』誠にありがとうございました!
またどうぞよろしくお願いいたします!
by くらじ (2018-02-27 03:42) 

suzuran

くらじさん:
コメントありがとうございます。
よろしくお願いします。
by suzuran (2018-02-28 02:12) 

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